鮮やかな花札の図柄で「役(やく)」になる組み合わせでもある。
先先日の早朝「虫鹿(むしか)」の姓のキャスターを見たような気がした。チャンネルを移動中の一瞬の視覚情報なので自信は持てない。
朝食抜きで職場へ歩いた。左が六甲の山並み、右がアイランドの海側、つまり、強烈な日差しを、右側の建物の影に入って歩く。紫外線と赤外線を避けての歩行が朝の通勤になる。昼飯を食うためにまたアパートに戻る時分は、太陽は真上で、日差しは避けられない。再度、職場に向かう時分も同じだ。仕事が終わって帰る時分は暗くなっている。
「虫鹿(むしか)」が、私に連想を惹起させたのが、「昆虫の虫」であり、「鹿の角」である。漢方生薬である。
以下のサイトから出典させていただいた。現物の「花札」の持ち合わせてなく、デジカメで撮影できない。サイト管理人に謝意を表する。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1181403116/l50
色 色 色 色 色、、
子供のころは、炭火の赤、トマトの赤、秋あかねの茜色、青草の緑、スカイブルー、ミッドナイトブルーあるいはブラック、四季の早朝の大気の色の変化、柿の朱、銀杏の葉の黄色、雪の白、鼠の灰色、てんとう虫の赤と黒のまだら模様、銀蝿やコガネムシなどの種類、視線角度によって異なるホログラム様色彩、などという具合に、色は自然界のそれであり、二次元にギュッと混雑している色の散らばりは「花札」ぐらいで、青畳に上で競えば二次元の上で四角い二次元の世界が展開する。表面が波打っている座布団の上で遊べば三次元物体の上での二次元が花札となる。枯れ葉の中の混在する色彩などにはまだ興味を持たなかった子供のころに「随分派手で、のっぺらと、毒々しいな」と思った。メンコには子供向けの世界があるせいか「派手、毒々しさ」は感じなかった。
私鉄阪神御影駅で降車すれば、体感的にどちらが北(山側)で下町(南側)がピンと来る。南側を西に歩けば、私を取り巻く環境になる。ご紹介するのが「MOMOKA」である。「バー 寄り道」の類ではない。立派なフランス料理店である。ナルオ御影線を西に歩き、弓場線との交差点」を西に直進し、10分ほどのところにある。
今でも町工場の板金鉄工所がある。アーク溶接の光が見える。
紹介する「MOMOKA」のメニューはhttp://www.geocities.jp/momoka100days/
MOMOKAのホームページをご覧になれば「食音痴」の私が説明するより確実である。「老舗(しにせ)」の名に値する名店である。
歩いてくると眼にする縦看板 「イノシシ(猪)」勿論「鹿料理」もある。トップに掲げた。
オーナーのシェフ 私と同齢 1951年生まれ。
私が思う「MOMOKA」の特徴
ブルーが私の感想、濃いブルーが「ある客を想定する思考実験」
いわゆる、酒飲んでくだまく「バー寄り道、スナックきむち、クラブ冬ソナ、立ち飲みどん底」の類ではなく、「お~い ビール 生 大ジョッキで 頼むわー」の御仁には向かないかもしれない。
たまにいい女を連れて「ビールはプレ ミ アムモ ルツ?それ2こ(なんか舌がもつれるなぁ)(おっ カッコエーコップだこと。)キミは何をオーダーする?好きな料理を選びたまえ。(~風?~のカタカナの地方名がさっぱり分からんけど)あっ それ 旨いよなんていいながら (赤とか白ってあるけれど、どぶろくじゃないんだ。透明のワインが白なんだ)と納得しながら くどきにかかるのであれば最適である。
オーナーシェフが「こだわり」を持っている。どんな「こだわり」なのかは直接氏に尋ねた方が間違いない。女性客が多いのにはそのこだわりに魅了されるからだろう。氏自ら「ディアハンター」や「イノシシ狩」をしているのではない。ご先祖様、ご親戚が「マタギ」でいらっしゃるわけでないことを付言する。
なかなかいけるな。脂肪も適度に抜いてある。クセがないよなぁイノシシとか鹿ってのは、知らなかったなぁ。俺って「歌謡曲」がいいんだけど、神戸ってのはこういう俺のわかんねぇ曲が多いよな。
スローなブギもクイックテンポのバラードももちろん無い。ゆったりとして、いい気分になって耳にするのが「ダニーボーイ」、そういうレストランである。
本日の漢方市民講座
鹿茸ルーロン ろくじょう 甘、咸,温 帰経は肝腎 補腎陽、益精血、強筋骨に働く
Young soft antler of dear(Cervus Nippon TEMMINCK var.mantchuricus SWINHOE)である。以下 試問形式で記す。
鹿茸とは?
↓
Young soft antler of dear(Cervus Nippon TEMMINCK var.mantchuricus SWINHOEとも言う。Nipponは確かではない。
代表的な補腎陽薬である。補肝腎(補精血)に働く。
鹿茸のような動物性の補精血薬剤をなんというか?→血肉友情の品
常用量と服用方法は?→初回量1gから3gまで増量する。頓服、茶碗蒸し
鹿茸は補腎陽の薬剤で最強とされていることから何と称されているか?
↓
峻補元陽(腎陽)の薬
鹿茸は守而不走(ショウアールブーゾウ)の薬剤である→記憶します
鹿茸の益精血作用は小児のどんな疾患に使用されているか?→発育不全
鹿茸の副作用は?→過剰連用による出血、皮膚発疹
鹿茸の部位別、性状別名称と効能は?
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鹿茸血片シュエピエン 高価 効能良好
鹿茸粉片フェンピエン 安価 効能不良
粉片より遠位で、煎じて使用するものは?→鹿角片
鹿角より膠を作った残りで安価なものは?→鹿角霜
鹿茸は女性のどんな疾患に用いられるか?→冷え性、不孕、不正性器出血
鹿茸が使用される皮膚科的疾患は?
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慢性の非感染性難治性潰瘍
その際一緒に使用される薬剤は?
↓
黄蓍
これで鹿茸に関する口頭試問は終わりにします。
猪苓(いのししとは関係ない、サルノコシカケ科の菌類)猪胆汁 猪蹄、
虫類としてのサソリ、ムカデの紹介はいずれ気の向いたときにします。
虫類の蝶の名のつく生薬 木蝴蝶(苦寒)については興味があればご自分で調べてください。
八月最後の三十一日 記
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