黒と中薬の関係 漢方市民講座

もう8月になってしまいました。1951年8月が私の誕生月であり、広島、長崎の原爆大量虐殺、8月15日は終戦記念日であり、盆も重なります。そして全国高校野球の熱戦が甲子園で繰り広げられ、盆を絡めていろいろな行事が重なります。1年前の8月に私は何を書いていたのだろうと、記録を見ることにしました。

2012年8月1には「脱毛ほど悲しいものはない」と題して28生薬で完全脱毛の症例を記載しました。

症例　29歳　女性　漢方の面目躍如たる症例

http://blog.goo.ne.jp/doctorkojin/d/20120801

続いて

老いを感じさせる脱毛　健康保険内での治療とは？

http://blog.goo.ne.jp/doctorkojin/d/20120802

脱毛の代わりに「パワハラ」「セクハラ」「未成年者への性的乱行」「イジメ」「幼児虐待」「詐欺」「データ改ざん捏造」「自殺」「他殺」「破産」「失業」「DV」など何を入れても、2013年の日本の社会では悲惨な現実として存在します。

髪は女性の命という表現があります。妻帯者、或いは婚約者であれば、和紙に包んだ彼女らの黒髪を胸に、太平洋に散華した日本男子を思い出します。物理学的には黒は色彩ではありません。ブラックの表現にはカーボンブラック、ミッドナイトブラックなどいろいろあります。「命の黒」も加えたいと思います。命名するならジャパニーズブラックです。少し飛躍しますが、有機水銀、カドミウム、砒素、そして放射性セシウムなどによる「命の黒の汚染」。これらは悲しみと同時に怒りです。史上最悪の民主党政権の元野田首相は「原発事故は終息した」と国民を騙したのです。

さて、

黒と中薬の関係に話題を移すと、意外にも黒と中薬は関係が薄いのです。

黒荊芥（くろけいがい）：止血薬と考えていいでしょう。焦大黄も黒大黄と言えるもので止血剤と考えていいでしょう。炭（すみ）になれば止血効果になると短絡的に考えても間違いないようです。ご存知のように、活性炭には、腸内の尿毒素の元、蛋白質分解産物の吸着作用もあります。

黒砂糖（くろざとう）：特別の功能は無いようです。カロリー補給です。

黒芝麻、黒胡麻を指す。特別の功能は無いようです。白胡麻とて同じです。便通が良くなる功能はあります。

黒大豆（くろだいず）：脾腎の二経に入ります。「本草綱目」には“腎病を治し、利水下気に働き、諸風熱を制し、活血解毒に作用する”と記載があります。明代の張景岳には“玄武豆”の法があります。現代では、蛋白尿の消除、低蛋白血症の補正に一定の効果があります。

黒白牽牛子：二丑とも言います。朝顔の種で白黒を問いません。

峻下逐水剤に分類されます。強烈な下痢を起こします。

黒髪を擁いて潔く武人を貫いた先人に対して、全く物足りない講座であったのは言うまでもありません。

無駄死にとは決して言いたくない自分があります。

さても、

カネボウの洋髪剤「紫電改」の商品名には、かねがね「飽きれ果てて」いましたが、今回は美白美容液の「白斑」の薬害、そして親会社花王の特損？いわば詐欺的商法で利益を上げていたのに、税法上は特別損失になるのでしょうか？本来ならば、罰金ものですが、それも特別損失になるのでしょうね。潰れてもおかしくない会社です。

さても、さても

巨大横断幕の事件について私見を述べれば、「旭日旗」がきっかけで、一人じゃ用意も展開も出来ない巨大横断幕の経緯になったと、韓国側の主張があるようですが、「スローガン」と「準国旗」を間違えているのではないかと思います。FIFAもよく経緯を調べればいいのです。何処の誰（日本人、韓国人、在日韓国人）が「旭日旗」を振ったのか？何十人がかりで「巨大横断幕」を準備して「スローガン」を展開したのか？調べれば簡単なことですね。監視カメラがあるでしょうから、事の仔細は明らかになるはずです。

２０１３年8月01日（木）　記