つまり寿命を延ばすにはどうしたらいいのか?ということになる。
平均寿命では日本は世界一の長寿国である。長寿国の日本人の寿命をさらに延ばすにはどうすればいいのだろうか?入院しながら介護を受け、延命治療を受けないで、健やかに長生きするには?という意味である。
死因消去法が参考になる。
日本人の三大死因とは?
癌に代表される悪性新生物―― 漢方で防癌 抑癌する。
心筋梗塞に代表される心臓病― 漢方で活血化瘀 降脂 つまり動脈硬化を予防する。
脳梗塞、脳出血などの脳血管障害―漢方で活血化瘀 血管強化 降脂、
これも動脈硬化の予防ということになる。
これでも不十分である。健やかに老いていくには
食欲を保つようにするーー漢方医学では中気を保つという。
怪我をしないようにするーー日常的な注意である。
快眠ーー漢方的には養心とか寧心安神という。
快便 快小便ーーこれを漢方的には通利二便という。
足腰を強くするーーこれを強腰筋骨という。
これらの漢方治療の際に、中国では古来より漢方高貴薬として、次の4つの薬が珍重されてきた。
古来より、中国の長寿富裕層ではつぎのように言われてきた。
野生人参を1日1g飲めば、1日以上寿命が延びる。しかし高価なので富裕層だけの特権になりつつある。
霊芝を1日5g飲めば、1日以上寿命が延びる。しかしこれも野生の霊芝も高価で富裕層の特権になりつつある。
冬虫夏草を1日1g飲めば、1日以上寿命が延びる。これも高価になり、もはや庶民には手がでない。
田七人参を1日3g飲めば、動脈硬化を予防できる、、、、、と。 これはまだ高価でないために庶民でも手が届く段階である。
人の寿命も金次第ということになりつつある。
長生きの家系というものがあるらしい。それは遺伝的背景があると同時に、上記のような社会的背景も存在するのは確かだ。