明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

演歌  


先のことは判らない。自分は絶対こうだ、などとできるだけいわない方が良い。 機械音痴で写真に興味がなかったのに今は写真を撮っているし、コンピューターなんて野暮くさい、といっていながら、いつの間にかこうしてモニターの前でキーボードを打ち、画像合成を毎日のようにやっている。本日はT千穂の常連とカラオケだったが、このカラオケにしたってそうである。ついこの間まであれだけ拒んでいたのに、平然と行くようになってしまった。さらに、これだけはなかったはずの演歌もいつの間にか歌っている。本日私が歌った歌といえば覚えているだけでも『サムライニッポン』『土曜の夜何かが起こる』『弁天小僧』『チェッ・チェッ・チェッ』『スーダラ節』『自動車唱歌』『だまって俺についてこい』そして『唐獅子牡丹』である。長年古臭い妙な音楽扱いしていたはずが、どうしたことであろうか。しかも『唐獅子牡丹』を歌った後の満足感たるや、いつか歌ってみたPモデルの『美術館で会った人だろ』の数倍あったと正直にいってしまおう。明治新政府に反発した、攘夷派ラストサムライ達にシンパシーを感じてしまう今日この頃。そんなことも影響しているのかもしれない。 しかし進歩的ロックファンだった私が、突然キャンディーズが好きになり、友人に見つからないようコソコソ隣町まででかけてレコードを買ったのが高一の時である。ようするにもともと、いい加減だったということであろう。

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14:13 from web
幸田露伴と嘉納治五郎、うっかりすると間違える。
by k_ishizuka on Twitter

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