永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

がっかりすること。

2010-03-25 06:52:15 | 日記・エッセイ・コラム
把瑠都が負ける。がっかり。勝負の神様は非情。勝負だから情けはいらないか。
勝った方が強いことになる。でも横綱は岩のように土俵と一体化している。強い。把瑠都はまだ大関昇進に望みがある。
映画美術監督の木村威夫さんが亡くなられた。こちらにもがっかり。木村さんの美術は文学的で独特の雰囲気を演出されていた。映画を観ていると、その映画の中に観ている側が、いつかいたような、追体験したような錯覚に落ち入るデジャブな世界を与えてくれた。『ツィゴイネルワイゼン』『夢みるように眠りたい』などの映画が懐かしい。合掌。




春の雨。桜は五部咲き。

2010-03-24 05:50:48 | インポート
昨日の晴天とは打って変わり一転して朝から雨。隣の庭の桜が五部咲き。戸の上山の山桜も深い緑の中にぽつんぽつん見せはじめた。頂上は雲が立ちこめている。例年この時期になると決まって雨になる。そして寒のもどりとなる。ポスター・アイデアスケッチ出しをするが、雨のせいか頭がもやっとして気が進まない。気分を切り替えようとしているところに下関のSさんから電話あり。長話しで気分転換になる。四月に春日のSさんの庭の桜を観に行く約束をする。


ひ弱な作業。

2010-03-23 09:13:45 | 日記・エッセイ・コラム
畑の収穫手伝い。ダイコンを抜き、草取りと日頃しないことに中腰だから、腰の髄から肉体がほとんど情けない。天気は雲ひとつない日本晴れだが、平尾台の連山から吹き下ろす風が冷たい。空気は抜群に美味しい。畑の淵に咲いているつくしも収穫。作業の合間に玉子綴じにしてもらいつまみに青空の下で焼酎片手に食する。これもできたてだから美味しい。ダイコンを貰って帰途につく。


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時代と時代の反復。

2010-03-22 06:39:48 | 日記・エッセイ・コラム
小倉で原武史さんの講演「清張と宮中?『神々の乱心』の謎を解く」を聴く。文藝春秋四月号で原さんの執筆を読んでいたからさらにリアルにおもしろく聴く。昭和はよく激動の時代というけれど、昭和元年から昭和20年までの間は特に動乱の時代であったが、ぼくは生れていないからその時代の雰囲気は解らない。親からたいへんな時代だったとはよく聞かされた。平成はとうに平成元年から平成20年を経過している。昭和のその時代と平成のその時代をスライドしてみると、原さんの話しを聴いていて時代の現象や物事の動きが妙に似ている節がある。史実。どこまでが事実。時代歴史の言い伝えは受取り方と考察でどうにでもなるのか。作家や語り部はあらゆる資料から捜査して自分でイメージを膨らませ、資料の端はしを繋ぎ情報を新たに真実に近付けていくのだろう。


春の伝言。

2010-03-20 06:57:25 | 日記・エッセイ・コラム
福岡のSさんから便りの手紙あり。夏ごろに個展をするとのこと。Sさんはデザインの仕事をしながら水彩画を描く。美しく達者な絵。昨年体調を崩しその後療養につとめておられる。活発な性格の人だから回復は早いと思う。気をつくるために絵に挑んでいらっしゃるだろう。個展を機に画集をつくるのだと言う。100人の仲間から小さい文を募って、その画集に載せるというユニークなプランを立てたそうだ。S さんとはよく旅行をしたので“旅達”なるものでも書こうかと思う。