予約しておいたラ・レガラード・サントノレ。入口でお店の人が来るのを持っていると、「奥に入って」と言われたので奥のカウンターに行き、予約しているのを伝えるとテーブルに案内されました。後から来たお客さんを見ていると、とりあえずお店の奥までズイズイ入ってからお店の人に言って席に案内されるようです。日本みたいにお店の入り口で何名とか言うんじゃないみたい。
中はすでにスーツ姿のビジネスマンや男女グループやカップルがいました。お隣の席では、おじいちゃん2人が突き出しのパテを食べている最中でした。
居心地の良い店内です。娘は私たちの皿をシェアすると言ったら嫌な顔せず、取り分け用のお皿を持ってきてくれました。
やってきましたパテ&コルニッションたち。これを食べすぎると後にこたえると思い、泣く泣く少なめにしました。
ホントはもっと食べたかったよ。おいしかった。
私の前菜 イカ墨のリゾット
隣の席のおじいちゃんたちがこれを食べていたので、おいしそうだなーと思ってじっと見ていたら、メニューを指さしてこれだよと教えてくれました。なので私はこれにしました。
食べていると「味はどう?おいしい?」と、おじいちゃん。すすめたからちゃんと気を使ってくれているようで「セ・トレボン!」と言うとにっこり笑顔。イカ墨のリゾットはアルデンテで、上にのっているエビはプリッとして、サクサクした食感もあり、いろいろ考えられてて本当においしかった。
夫の前菜 スコットランド産サーモン新鮮なハーブとレモン
娘も食べると思い、夫はサーモンを選択。おじいちゃん達には「サーモンはどこでも食べられる」と笑いながら言われていた夫はタジタジ。おじいちゃん、ごもっともな意見です。
私のメイン タラの塩焼き、野菜と鶏のジュとカラマタオリーブ、トマトのコンフィ
娘とシェアしました。大きなタラだったので2人で分けてちょうど良いサイズでした。
夫のメイン 2種類のヒツジ肉、コロッケとクスクスと野菜
羊も味見。クミンの香りがしてクスクスと羊があう。羊肉で作られたコロッケも美味でした。
どのお皿も味がしっかりしているのでワインが進みました。
私のデザート スフレのグランマニエ
娘がスフレを食べたいと言うので、グランマニエが入っているけれど焼いているのでアルコールはとんでるかなと。グランマニエの風味がしておいしかった。おじいちゃんは私が食べているスフレを「おしいいでしょ?」とウィンクしてくれた。
夫のデザート ババオラム レガラード風
お腹がいっぱい過ぎて最後のカフェはパスしました。もう水分さえ入らないくらい。隣のおじいちゃんたちはカフェを飲んでて、その付け合わせに焼き立てのマドレーヌが出てきたんです。それを娘にくれました。この時に初めてフランス語で「メルシー」と言った娘。何かと気にかけてくれて、お話しできて、おかげでとても楽しいランチになりました。おじいちゃんたち、ありがとう。こんなステキな一期一会があるから旅は楽しいです。