やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

思い出たっぷり

2014-12-14 16:41:41 | 自分史



思い出たっぷりな場所に行ってみた。

そこは、電車の音とともに暮らした場所。

ごちゃっとしているのに、のんびりな雰囲気の駅前は相変わらずでうれしい。

あのころ駅から少し歩いたらうちが見えた。

商店街の石畳を、ロンドンに行く日の早朝、スーツケースを押して歩いた。

ワクワクしながら。響く音を気にしながら。

1年半住んだ町に、約12年も経ってこうやって再会するときの感情って

なんだろう?なつかしい、には違いないんだけど、泣きたくなっちゃうような

なつかしさの嵐。

住む、ということで、その町のなにかが体に染み付くのかもしれない。

住んでいるときには気付かなくても。

だから町のことを覚えている私の体のどこかが反応する。

ただの記憶とは違うなにか。

そんなものがあると言われたら私は信じてしまうなあ。






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