咲ちんのパパ上日記

子育て日記のはずがいつの間にやらラーメンとツエーゲン金沢とマンガのことを書いてます。

妄想は悪いことじゃない<つるた部長はいつも寝不足>

2010-06-28 13:43:36 | マンガ
「高杉さん家のおべんとう」にはさんであったMFのコミック情報を読んで面白そうだったので「つるた部長はいつも寝不足」を買って読みました。
結果はアタリ!面白かったっす。

どんな話かというと高校3年のつるたさんは美術部の部長です。
でも才能はないし威厳もない存在感が薄い人です。
そんな彼女が気になるのは1年の瀬戸クンが気になる模様。
そして人の話を聞いていくうちにエロい妄想に陥ってしまう癖があり、学校ではもちろん夜寝るときも妄想で眠れなくなって寝不足なわけです。

妄想するつるたさんはとんでもなくすごいです。
ヌードデッサンと聞けば自分がモデルになって下の毛を剃らなきゃいけないと思ったり、エッチングと聞いてセックスやりまくりと勘違いしたりと発想が暴走してしまうのです。
こういう人っていなさそうで意外と身近にいそうですよね。

私も若い頃(っていうか今でも)妄想しましたよ。
好きな人のことを考えるうちにとんでもないこと思ったりして。
それが青春ってモンじゃないでしょうか。

あとサブキャラクターがなかなかいいんですよ。
ヴィーナスの乳にこだわる江原さんとか岩絵具の原料を探す緒方くんとか。
知らず知らずに美術が面白くなる知識もちりばめられてるし。
そしてはずせないのが保健室の先生。
つるたさんの相談の聞き役なのですが結構面白いキャラです。
もっと出番がほしいなあ。

1巻は瀬戸クンがつるたさんに迫るところで終わっており続きが気になるところです。
果たしてどうなるのか?つるたさんの妄想はもっと激しくなるのか?
期待大です。

作者の須河篤志先生は第1回MFコミック大賞フラッパー賞受賞者でこの作品が初単行本だそうです。
そんな賞あったんだ。
こちらの専門学校の平成19年度卒業生だそうでまだ20代前半のよう、将来が楽しみな作家さんです。

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