咲ちんのパパ上日記

子育て日記のはずがいつの間にやらラーメンとツエーゲン金沢とマンガのことを書いてます。

塩半熟卵ラーメン+ローストトマト飯@アイバンラーメン

2013-11-05 20:49:00 | ラーメン
11月の三連休、出張で東京方面へと行っておりました。
2日の夜、夜行高速バスで向かい、3、4日は会議やら視察やらであちこち移動するハードスケジュール。
3日の日程は調布で終了となりました。

なので夕食は前から気になっていたラーメン屋さんで食べようと思いました。
せっかくの休日に出張したのならこのくらい役得がないとね。

調布から京王線の普通電車に乗車。
そして芦花公園で下車します。



3分ほど歩いたところにあるレトロ感あふれる商店街の入り口にそのお店はありました。
アイバンラーメン」さんです。







店主のアイバン・オーキンさんはアメリカ・ニューヨーク州出身、映画「タンポポ」を観て衝撃を受け、有名レストランで修行して来日し6年前にこのお店を開店されました。
以前アイバンさんの著書「アイバンのラーメン」(リトルモア刊)という本を読んですごく興味を持っていたのです。
この本はとてもおもしろいのでぜひご一読を。

すっかり日が暮れた午後5時20分頃に到着。
お店の前に券売機が設置してあります。
食事を取る余裕もなく朝から何も食べてなかったのでお腹ぺこぺこ。
というわけで『塩半熟卵ラーメン』(900円)と『ローストトマト飯(レギュラーサイズ)』(300円)のボタンを押しました。



扉を開けると狭い店内はL字型のカウンター10席のみとなっています。
椅子とかがおしゃれですね。
日曜の夕刻でしたが先客はカップル1組、後客は1人と意外と拍子抜け。
お店は男性スタッフが1人でやってて途中で後ろ髪を結んだお兄さんから短髪のお兄さんに交替されました。
アイバンさんは残念ながらいらっしゃいませんでした。



食券を渡してトイレへ。
トイレの壁がパステル調に塗られていてこれまた感心。

小用を済ませて席に戻るとほどなく出てきました。
所要時間にして3分ほどでしょうか。
お皿に載った丼も金属製のレンゲもおしゃれ、アイバンさんのこだわりがよく出てますね。

まずはスープを啜ります。
黄金色のスープは鶏を長時間煮込んで取ったスープと魚介だし、秘伝の野菜スープをブレンドしたもの。
さっぱりしつつもコクがあって魚介だしの味わいが後から効いてきます。
なんとも体によさげな美味さです。

麺は自家製麺の平打ち細麺です。
幅2mm×厚さ1mmほどの麺は一見素麺かと思うくらい。
でもこれが非常になめらかでスルスルと入っていきます。



具は半熟卵の他にはチャーシュー、穂先メンマ、白髪ねぎです。
チャーシューは厚さ1cmほどのバラチャーシューが4枚もあってうれしい。
しかも噛むとじゅわっとして肉好きにはたまらんです。
アイバンさんの信条は”スローフードファスト”、質のいい材料をできるだけ近所で買うとのこと。
このチャーシューに使われている豚肉も斜め向かいのお肉屋さんから仕入れているんだなと考えながら食べるとなんだかほほえましく思えます。
半熟卵は白身はしっかりしつつ黄身はトローリとしてなかなかのお味。

そしてローストトマト飯も出てきました。
当然ご飯の上にトマトが載ってるだけのものではなくとても手間がかかってます。
オーブンで焼いたトマトに白髪ねぎをトッピングしオリーブオイル?をかけて仕上げにブラックペッパーをふりかけてあります。
トマトのジューシーさと甘さがすごく引き立ってご飯と合うのなんの!
ご飯もほんのりいい匂いがします。
よく見ると長粒種のお米でもしかすると香り米(ジャスミンライス)を使っているのではないでしょうか。



いろいろと感動しながらどちらも完食。
食べ終わったら自分で丼を上げるシステムです。
席のすぐ後ろが扉という作りなので合理的です。
上げたらちゃんとカウンターも拭きましょうね。



すばらしいラーメンをごちそうさまでした。
日本人経営の店でもここまで高レベルのものはなかなか出せません。
これなら決して値段が高いとは思いません。
アイバンさんにはお会いできませんでしたがその神髄に触れた気がします。
今度は2号店の「アイバンラーメンplus」に行ってみたいですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週刊少年チャンピオン201... | トップ | パイナップル塩ラーメン+玉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ラーメン」カテゴリの最新記事