1年の半分が過ぎた6月30日、大崎八幡神社では半年分の穢れを払う「夏越の祓」が行なわれた。
茅の茎を束ねて作った直径20センチの輪。
茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓う。
茅の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられてきた。
中国からの留学生がくるりくるりと輪をまわっていた。
京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。
水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子である。
水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表していると云われている。
本殿前には七夕飾り。
ちょっと前に初詣だったのに、時の経つのは早い。