「AfterEffects を使ってみる(80)トラックレイヤー」で、Zaxwerks 3D Warps等の、3Dプラグインで作成した、オブジェクトを重ねながら奥から手前へ移動が出来ないの事を確認しましたが、今回は、一応!?対策です。
3D Warpsで作成した、円柱を用意しました。
カメラの位置が、後で関係してくるので「Z:-1000」を見ておいてください
3D Warpsには、オプションに今回使う設定が用意されています。
Trapcode Particular等も、Z深度の設定が出来るようになっています。
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一つ目の方法は、平面の表と裏の表示を、制限する方法です。
下図は、表面だけ表示する設定にしたものです。
円柱の後ろ半分が消えているのが、確認できます。
レイヤーをコピーして、間にボールのレイヤーを挟むことで、円柱の中にボールが入ったように見えます。
<Z深度調整>
二つ目は、オブジェクトの位置によって、オブジェクトを消していく方法です。
以前に、このブログの記事で、After Effectsの標準エフェクト(プロバージョン)である「3Dチャンネル」を取り上げた時に、3DCGソフトで作成したシーンに新規平面を間に挟み込んだ事がありますが、今回も同じ考え方です。
最初のカメラ位置の値から、Z値を割り出します。
ボールを円柱の中から、手前に移動させる場合は、ボールが表示されている範囲をオプションで調整します。
下図は、円柱の中のボールの設定ですが、手前にボールの設定は、"Z Clip Far"に数値"1050"(訂正:接近するから950?かな)を入れます。
ボールの2個のレイヤーは、Zポジションが連動するように、エクスプレッションを使用します。
作成例では、設定が十分できていないのですが、カメラは固定しておかないと使えません。
マニュアルに載っていないので、数値については、いろいろ試しているところです。
オブジェクトの前後が少しずれるんですよね・・・
尚、ボールについても、一つ目の方法が使えます。
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