たまたま日露戦争のことを読んでいました。
日清戦争も日露戦争も言わばイギリス(アメリカ)対フランス・ドイツの代理戦争だったということがあらためて理解できました。
その頃のメディアはこぞって開戦の論調で、それに慎重な政府をおおっぴらに攻撃していました。
この辺の反省はどこかできちんとされているのでしょうか。
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日清戦争に勝利したものの、ロシア・フランス・ドイツのいわゆる「三国干渉」で遼東半島を変換しなければならなかった。
これに対して「臥薪嘗胆」という中国の故事を合言葉に反露感情が募っていったというのも、ある意味皮肉です。
ただ、今回勉強しなおして、あらためてこの言葉に行き着いた時に、中学校の社会の授業を思い出したことに驚きました。
「…ということで臥薪嘗胆という言葉が合い言葉になった。」という場面が眼前に現れたのです。
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そう考えてみれば、断片的なものの小学校・中学校の授業の場面で頭に浮かぶものも少なくありません。
そんなに真剣に聞いていたのではないのですけれどね。
toko
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