大幅高の1日が過ぎて相場は冷静になってきたようです。当然に連続して大幅高は無いのでしょうが跛行色が出てきました。
NYからしてそうでしたが、銀行を中心とした金融は引き続き大幅高。反対にこれまでマーケットのけん引役だったアップル・グーグル・アマゾン・FBはそれぞれ4%近くの下げとなりました。
予想が覆されたのですから当然ですが、より持って居ない銘柄に物色が移っている。アクティブの投資家ほど銀行は持って居ないし、キャタピラーなんかの建機だって少ないと思います。
東京でも同じで、東京三菱やみずほは殆どポートに無かったと思われ慌てて組み入れている感じです。だから、NK225がダレタ時間にも三菱は600円を超えて推移して居ました。
さて、ここからはどうなるかですが意外と今年の負け組の復活があるかもしれません。
例えば、自動車。円高になり株価も業績も見るべきところが無かったセクターですがドル高回帰によりここからのパフォーマンスは結構良くなるのでは?それから証券株、食品、小売などは復活を遂げるかも?これまで誰も買って居ないので投げ売りも出ない。その上、株価が上がれば連動するし消費も活発になる可能性がある。デパートなんて中国人の爆買いが無くなったと言われただけでメロメロでしたから、国内の消費のベクトルが上向くだけで2割くらいは動くのでは無いかと思います。
来週はクリントン勝利を前提としたトレードの敗戦処理があるかもしれないので揉み合いになる可能性はありますが、新しい相場が始まることも想定して居ます。
じゃ〜何?と言われても思いつくのは上の銘柄だったのですが、週末に新しい芽を探してみようと思います。
では、良い週末を!