日経平均が17000円を超えてきて需給の真空地帯に入ってきている様です。17500円越えまでは累積売買高が小さい水準であるため、為替が大きく円高になる状態でなければ比較的短期間にクリアしていける様に考えています。
昨年来の株価の下落により日本の消費は停滞してしまいましたが、株価の上昇とともに消費の回復が起こるのではないかと思います。それ程まで資産価格と消費は密接な関係であると思います。昨年は消費はインバウンドが持て囃されたのですが、インバウンドが注目を集めても日本の消費の数パーセントです。日本人の消費が活発にならなければデフレ脱出も、アベノミクスの成功も有り得ません。
アベノミクスと言えば、今日の国会で内閣不信任案が上程されて否決されました。民進党が中心になって提出されましたが野党も批判オンリーですね。別に党派色を出すつもりはありませんが野党の御都合主義はどうかと思いますね。民主党政権の時は失業率も高く、景気は最悪でした。デフレは進行しデパートなども閑古鳥が鳴いてました。民主党の政策は何も生産活動をしないで年金で暮らす高齢者には良い政策だったかもしれません。しかしながら、生産しない国民を養うのは現役世代です。現役世代にとってはデフレで不況が継続されれば自身の生活が脅かされます。そんな政策ばかり実行して増税も決めたのも当時の民主党政権でした。将来の国家を想っている事は否定しませんが、現在を改善しない限り未来は来ません。
民主党の議員さんは結構官僚出身の方が多い様に思いますが如何してわからないんですかねぇ?
ブーメランが飛んできっぱなしです。
個人的には多少グレーでも実行力がある政治家の出現を望みます。所得倍増計画でも列島改造でも良いので停滞した社会の変革が必要だと思います。
政治の話はここまでにします。
でも、政治と経済は密接不可分なんですよね。