今まで日刊で書いていたのに、このところは週刊になっています。
これまでは通勤のバスの中で書いていたのに、支店から徒歩10分のところに住んだら時間があるはずなのに怠け癖がついてしまう。人間は楽な方に行ってしまいます。
さて、マーケットですが何だかんだで75日線を突破してきました。ゴールデンウィーク後の下げ相場がここで完結した形です。その上、チャートは綺麗な逆三尊。
チャートをプリントアウトできるなら、6/4で折り返してみるとぴったり符合します。
だからと言って、このまま22300円まで一気に戻ると言っている訳ではありません。
環境としては日本株の投資家ほどこの半年で痛んだところは無いでしょう。ニューヨークはあと1%で新高値です。当然に資金が入っているセクターは違います。ヘルスケアは戻っていない。やはり、昨年末に売られたところは逆に戻っていると思いますが、年末買われたセクターは売り物が多い。だからこそ、このタイミングは下値確認してから買っても遅くないんだと思います。
チャートで言えばMACDが陽転したところから資金を入れるべきだろう。陽転してからある程度上昇したところはMACDとシグナルの乖離が大きくなっているところが多いので、一旦利益確定したいかな?
手元に資料が無いので個別は言えないんだけど、循環物色になると思っています。
まずはドル円がどのタイミングで円安になるか。日経平均の散布図で近似値を出したら、1ドル円安で日経平均は470円上昇と出ました。
だから、110円までドルが戻れば約1200円くらいの上昇余地があります。
金利が低下していくなら、米国債の長いやつを買えばキャピタルゲインも取れる。その根性が日本の生保にあるなら相当の資金が入るはず。それをきっかけにドル高がやってくることも考えられる。
30年債を買って金利が0.5%低下すればキャピタルゲインは15%。悪く無い投資です。目一杯行かなくても、日本の30年債の利回り0.4%に投じるより余程リスクは小さいと思いますが如何なものでしょう?
運用者の真価が問われる場面だと思います。
みんな、この相場キツイよね!でも、ここが腕の見せ所です。頑張りましょう。では。