今日の日銀政策決定会合の結果は物足りなさが残るものの期待感と材料出尽くし感のバランスが取れていたために大幅安にはならずに済みました。
日銀はサプライズを狙わずに市場と対話出来れば、結果としてボラを高めないで済むことを証明した。と言いつつも、TOPIX先物は12:10ごろサーキットブレーカーが発動されるほどだった。クイック見てたらnk225先物は16650円から1秒もせずに16000円割れした。売買システムが向上するのは良いが600円幅を1秒で変動させるのはどうかと思う。もし、現物の場中だったらと思うとゾッとします。
発表後考えたのは、日銀がカードを温存したかった事。黒田総裁は国債は市場に3分の2はまだあると発言があった。国債発行残高は900兆円。異次元緩和は3年で250兆程度買っていると思われるので、間違った事は言ってはいない。でも、日銀に残されたカードは少ない。少ないカードをどれだけ有効に使えるかが問題だ。jリートの発行した債券を買い取りするなんてのは良いかもしれない。ある程度資産の裏付けが有れば検討対象になると思うし、不動産にも資金が回る。要はFRBが不動産担保証券を買うみたいなものです。
重要日程が消化されたので、ここからは経済対策の内容精査になると思いますが、8月は意外だかがあっても可笑しくないと思っています。為替は円高で反応しましたが、極端なところまでいきませんでした。そろそろリバウンドに入ってくるのではと考えています。シカゴのポジションを見てないのでわかりませんが、これから、出掛けてしまうので後ほど報告します。では、良い週末を!