かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2020/4/26)

2020-04-26 22:00:00 | 日記
今週は原油が大荒れでしたね。
先物がマイナス価格に入ったのは初めてとのこと、モーサテで朝見た時にこんな事があるんだっていう感じでした。
システムとしてマイナス価格が約定できる事自体が驚きでしたし、流石CMEだなぁと思いました。

原油の急落は先物の最終売買日の前日だったのが最大の要因だと思いますが、限月交代の直前に原油のETFの残高が急増したらしく20日に当限の売り/翌限買いのロールが入った時に当限の買い手が全くいなくなったと言うのが本当のところじゃないかと思います。テレビでは原油の買い手が現物の受け取り保管のコストが高くなって、コスト払って引き受けてもらったなんて言ってました。だけど、−30ドルで売るくらいなら買い向かう先も本来あるはずだし、コスト的には全く合わないと思います。何か、何処かの業者の人がぽろっと言ったことをそのまま受け売りしたのではないかと思います。マスコミの人はもっと自分で考えて発言した方が良いんじゃないかと最近特に思います。


株式は4月のSQで力が抜けてしまい抜け殻になった感じでしょうか?
半値戻しが20300円どころですが、20000円に近づくと売り物が出る。
しばらく、というかGWの連休明けまでは19000から20000円で膠着するんではと予想してます。

そして、いまの国内に買い向かう投資家が少ないんだろう。
今なら半年スパンで3割高は十分狙えると考えていますが、buy  and holdする投資家が少なすぎる。
ちょっと上がると、直ぐ売る投資家しか居ない。

恐らくこれはマーケットの投資家の割合が日本と米国で大分違うからだと思います。
例えば、米国では現物株をネット取引する投資家よりもミューチュアルファンドに投資する投資家が多い。
だから、3%上昇くらいでは売り物が出てこない。
米国でもデイトレーダーが居ない訳ではないんでしょうが、業者がマーケットメイクをしてoffer−bidを出しているので意外とコストが高いんだと思います。
一方、日本ではあまりにも大口のデイトレーダーとかスイングトレーダの売買の総出来高に占める比率が高いんだと思います。だから、買い物に腰が入らない。売買コストが安すぎるんではないかとも思っています。

個人投資家は大事ではあるけど、偏った投資家ばかりだと偏ったマーケットになるってことだろう。
米国では個人投資家にIPO株の割り当てなんてほとんどないって言いますから、IPOの抽選だけの投資家なんてほぼ居ません。その代わり、fidelityとかその他のアクティブファンドには十分渡される。
日本もこうした方が良いとつくづく思います。
新規公開株はセカンダリーで買うものって言う流れになれば、
よりバリューに近いプライス設定になるし馬鹿みたいに加熱しすぎるってことも無くなる。
その上、公募価格も高くなり過ぎず・安くなり過ぎずリサーチの結果が反映されてくると思います。
そして、周り回って一部市場にも資金が回ってくるようになるんじゃないか。

いまは、何処もテレワークで特に証券会社のofficeには人が居ない。
人が居ないところには、お金が流れにくい。
仕方ないね!もう少し辛抱しよう。

Think  BIGで、元気出していこう!では。

週末雑感(2020/4/18)

2020-04-18 09:43:00 | 日記
今週のあたまからテレワークになりました。
意外と自宅でも仕事が出来るんだなぁと言うのが実感ですが
このままデイトレーダーに成ってしまおうかななんて気持ちにもなったりしたのですが
ウチの奥さんや子供たちの事を考えれば中々難しいよね。

一人狭い中に篭っていると外に出たくなる。
学校が休校した子供たちの気持ちも何と無く分かる。

家にいる勤務時間中はテレビをつけずにラジコでたんぱを流していました。
たんぱ(今はラジオ日経って言うんですね)も久しぶりに聞いたんですが大分変わっていました。
昔は株価だけ読み上げているばかりでその間に解説者が出てくると言う感じだったのですが、
今はワイドショーみたいなんですね。意外と良かったと思いました。
全く無音でいるのも仕事がしづらいので在宅ワークの株屋さんにはおすすめです。

昼の時間はテレビをつけるのですが、これがコロナオンリー。それも政府批判ばかりで頭が可笑しく成りそう。
普段平日は自宅に居ないのでそこまで感じなかったんですが、1週間自宅に居てテレビを流しているだけで洗脳されそう。
例えば、一律10万円支給の補助金が決まれば「やれ突然すぎる!」「遅すぎる」「収入減少の世帯はどうなる」などなど。
「アベノマスク」「自宅で踊ろうSNS」もう良いでしょう!批判より前向きな提案なんて出来ないんだろうか?
出来ないだろうな!考え方が後ろ向きだもの。

この際早く国民に資金を配るならマイナンバーに紐付けされた口座に振り込むようにすれば良いだけでは。
僕らの仕事をしていると「マイナンバーは税務署に知られたくないので提出したくない」なんてお客様は一杯います。
税務署に資産を知られたくない人が補助金だけは欲しいなんて理屈は合わないわけで、税務署に知られたくないような資産を持つ方は申請しなければ良い。普通の人はそこまでマイナンバーを拒絶はしないはず。
ここで選別されれば政府の支出もある程度抑えられると思う。マイナンバーの普及も2次効果としてある。



さて、マーケットは今週は戻り歩調。
米国が最悪期を過ぎたのではと言う中で買い戻しが入っているのでしょう。
まだ、本格的な上昇に入ってきたとは言えないが、いったんエントリーするタイミングなのかと言う感じだと思う。
東京は25日移動平均線が上向きつつあるので、外的要因がなければ暫し堅調か?
要は25日前より株価は上の位置にあるって事だ。2万円は心理的な節目だけど、テクニカル的な意味は2月6日高値23995円3月9日安値16358円の半値戻しが20176円。一目均衡表の先行スパンの雲の上限もこの位置になるはず(20240円)。
この辺では急落時に売らなかったところの戻り売りが出てくるかも知れない。
来週は一目均衡表では変化日なんだけど・・・。
でも、まだ相場はコロナの感染者数次第か?早く治ってこないものか!


取り敢えず、テレワークを一週終えて週末になりました。
皆んな滅入るかも知れませんが、批判ばかりしていても始まりません。

Think Bigです。
元気出していこう!






週末雑感(2020/4/12)

2020-04-12 21:54:00 | 日記
東京は大変な事になってるね。
自宅に帰ろうと思ったら「東京をなめるな!」って言われて一人部屋に篭っています。
もうこの際腹を括ってコロナと対決するしか無いですね。

さて、マーケットですが東京については先週末にオプションのSQがあってちょと心配していました。
しかし、波乱もなく堅調で終わりました。
前回少し書きましたが、SQに向けてコールもプットも売られて数日過ごしてきました。
要するに日経平均のVIX指数が低下したって事です。
SQが過ぎたって事は4月物のオプションは決済されたって事。恐らくプットの方がポジションが大きかったはずなので買い戻しの要因は減ったかも知れない。とすれば、SQ後は新たなプットのポジションが作らられるとすれば来週は特に前半はモタモタするのでは無いかと考えています。
あとは、政府の経済対策の具体化の出方によっては2万円挑戦もあり得る。
どれだけ皆んなが家に居られるかに掛かっている。
外出しろって言われると「家が良い」ってゴロゴロしてるくせに、家に居ろって言われると「外に出たくなる」。
人間はそんなものでしょうが、ここが我慢のし処です。

米国についてもVIXは低下しつつあるが、米国の先物オプションの決済は第3金曜日の終値です。
特にデリバティブに振り回された後ですから懸念はされる。
ただし、今月はオプションだけです。先物は6月物なのでそこまで関係ないと思うけど今回ダメージを受けたヘッジファンドなんかは4月物からロールが出来ないようなら波乱も考えられる。
あまり、カンカンの強気は言いにくいな。世界的にコロナの罹患者が目に見えて減少すれば別ですが。

要約すれば、家に篭ってコロナ罹患者が減ればマーケットは上昇するって事です。

元気出して行こう!

週末雑感(2020/4/4)

2020-04-05 01:00:00 | 日記
何か世の中が刺々しい。
コロナで全てが自粛され、企業や商店の業績が悪くなり、子供たちも学校に行けない。
それが人の心を壊していっている感じがする。

今週、政府がマスクを世帯ごとに2枚づつ配布する事にした。
これをテレビをはじめマスコミもSNSも批判的に報じる。
「たった2枚?これっぽっち!」
そのうえ、政府発の生活支援にも「なんだ20万円か?」など
貰う事が前提で自分達で勝手に期待したことが叶わないと批判の的となる。
マスクだって2枚✖️5000万世帯=1億枚だよ。
最近報じられたアイリスオーヤマだって年間6000万枚製造だよ。
1億枚集めるのだって大変だ。マスクを朝早くから並んで買える人たちだって限られる。
マスクが全くない人にとっては二枚でも有難いと思うんだけど。

もう少し感謝の念があっても良くない?
それが人をギスギスさせている。
ある部分成るようになると思い、だけどヒトには迷惑かけたくないって発想が出来ないものか?

えがちゃんの発想はいいよね。


まあ、これは本題ではないのでマーケットの話にします。
ここ数日、東京市場は落ち着いてきつつある感じがしてる。
昨日・一昨日はオプションのコール・プットともに売られていた。
要は価格が上下に振れないと考えるから両方下がる。
いったん落ち着き場を迎えたんじゃないか?

ここからは日本は米国離れして、コロナの新規罹患者の数字によって変動する感じか?
来週が正念場になるかも知れない。
週後半に感染者数が落ち着けば政府の方針は間違っていなかった証明になるだろうし、マーケットは戻りに入ると思う。
感染者数が上放れしたら、マーケットは下だろう。

あとは原油価格。40ドルが分水嶺だろう。
30ドルでも産油国には辛い。原油が国家を支えているのだから油が半値なら国家予算も半値にしなければならない。
でもそれは出来ない。
だから、例えばサウジはサウジアラムコを上場させて資金を作った。
サウジは金が要る。軍事費も拡大し装備もアメリカから相当量買っている。
アブラが上がらなければ、他で金を作らなければならない。
下記はSWFの残高だ。





他国も同様だ。
コロナで景気対策を行う国はその資金を作るために
日本は赤字国債を出すだろうが、ソブリンウエルスファンドを持つ国はそれを取り崩さなければならないかも知れない。
そして、SWFはロンドン経由で運用しているケースが多い。

だから、日本の3時引け後の先物が弱い日が多い。と思われる。
3時以降はレバレッジファンドのポジション調整や日銀のETF買の処理などの要因も大きいとは思うけど
今回はそれだけでは無いんではないか?
海外資金の日本株買付の需要が大きい時は引け後の先物の価格も高くなっている。

今はその逆だから、間違っているとも思えない。

という事は、原油がある程度劇的にリバウンドしないと頭を抑えられるかも知れない。

でもね、こんな事しばしば言われるんだよ。気にしても仕方ない。(なら、書く意味無いか?笑)


元気出して行こう!