ボックス相場は続く。東京はナスダックのミラー相場になっており、FANG次第の様相。
あと、特徴的なのは半導体製造関連が利益なき繁忙になっているのではないかと思われる事。
決算発表を見ても売上高は確かに伸びている。しかしながら、利益が伴っていない。というか、利益は業績の足を引っ張っている。冷静に考えれば、これまでは減価償却が済んだ設備でこれまでの売れ筋商品をユーザーの言われるまま作って販売していた。当然、利益率は高い。
しかしながら、今期はアップルのiPhone8の発売を控え部品メーカーも製造装置メーカーもこれまでに無い製品を設計から販売まで短期間にこなし、当然コストは大幅に増えている中でアップルの意図した納期で製造販売している。大きな利益が出るわけが無いのだ。今後のアップルとの取引を考えればそれに逆らうのも難しいのだろう。だから、今四半期の決算発表で急落する銘柄が増加しているわけである。アドバンテストしかり、日立ハイテク然りである。
ただ次期はコスト削減効果が出てくると考えられるためリバウンドは大きくなると考えております。
各人、冷静になって次期の決算を考えなければならない。
相変わらず、我慢の時期です。頑張りましょう!