かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

2021/04/25

2021-04-25 21:53:00 | 日記
緊急事態宣言が再発される。
世の中では3回目かよっていう批判的な報道も多い。
政府を批判するにはうってつけだ。

でも、果たしてそうか?
最初からコロナをゼロにできるなんて言うお気楽な人も少ないと思う。
ワクチンが入って来ていないと批判するのも勝手だ。
製薬会社の立場に立つと、人道的な側面と経済活動の側面がある筈だ。
人道的には早く世界の人々にワクチンを届けたいという理想はあるにちがいない。
そうでなくてはいけない。それでも、製造設備や原料調達など安定供給の障害はある。
だから、世界で最も必要なところを優先して出荷する。
それは感染者が多いところで、経済が止まったら困る地域。
それが、アメリカであり欧州だったのではないか。
日本は10万人あたりの感染者のケタが違う。後回しになることは偶然ではない。
これをもって批判するのはエゴなのかもしれない。

そして、経済活動としてはファイザーなどはアメリカ政府などからワクチン開発の補助などがあるはずだから
米国政府などの意向もあると思う。米国政府の必要な量を必要なタイミングで必要なところに出荷させる。
恐らくこれに尽きる。ここには日本政府の力は及ばない。
日本に供給されるのは、アメリカが必要だと考えたからだ。
これは同盟関係や日本人の国民感情を米国に向けさせるためでもあるだろう。

日本国としての主体的なワクチン供給は国内でワクチンを開発し、治験を行わなければ不可能だ。
国内で開発できても、治験は海外に頼らざるを得ない。それは人を実験台にするからだ。
海外では経済的に治験に参加して報酬を得ている方も相当数いると思う。
日本ではお金のために治験に身体を差し出す方は多くないし、厚生労働省もワクチンを認可するまでのハードルも高い。
これはインフルエンザや子宮頸がんのワクチンの対応を見てもわかる。
それらの要因が合わさって今の状況がある。

批判するだけでは何も前には進まない。
ワクチンに副反応があるのは当然だし、副反応が出る確率と罹患した時のコスト(お金だけでは無いですよ)を比較して判断してほしいと思う。どうせ、重い副反応が出たら弁護士事務所などが国家賠償訴訟に参加しませんかなんてCMを流すんでしょうけどね。


ワクチンのことばかり書いても仕方ないのでマーケットについて少し書きます。
日本株は教科書に載っているような典型的な三角持ち合いが続いています。
時系列では
高値は
2/16  30714円
3/18  30485円
4/06  30208円

安値は
1/29  27629円
3/05  28308円
3/24  28379円
4/21  28419円

上値は切り下がり、下値は前の安値を割らずに切り上がっている。
タイミングを考えれば5月中旬ごろに持ち合いの傾向線が交差する。
例年で考えればGW前にポジションを落とすのがセオリーだと思う。

持ち合いは上か下かは判らないがブレークする。
傾向線の交点は29500円位かな?
そこから上下2000円は考えて良さそうだ。

私の印象では70%は下、30%は上という感じがしている。
と、すればポジションの2/3をcashにして下で待つのが合理的なんだろう。

RISK LOVERならそのままでも良いと思うけど、迷いますね。
だから、今マーケットは動かないのだとも言える。
今週方向が決まるかも知れないですね。


元気出して行こう!


週末雑感(2021/04/18)

2021-04-18 23:48:00 | 日記
先週の日本株は日米首脳会談を控えてどちらかの方向にベットすることは難しかったのでしょう。
米国が新値に入って来たにもかかわらず、日本は追いかけて行けなかった。

さて、首脳会談を受けて今週はどうなるか?
会談の内容は台湾問題がステートメントに盛り込まれたことがニュースでは取り上げられていたが、これは想定内で相場には織り込まれていると思う。
おそらく中国からはそれなりの反応があると思われるが、ここからは日米台湾の中での半導体設備投資はそれなりに増えると思う。一方、中国から批判や制裁がある事も考えられることから対中輸出については難しい展開も想定される。
それらを前提にハイテク株は買うべきだろう。
個人的にはダメなら投げる前提で買っていく事か?何か外交に動きが有ればそれなりのハレーションがある事はしかたがない仕方がない。
そもそも中国には資本主義が無いのに株式会社制度の利点だけを採り入れている。故に、いつ何時中国政府からの規制が入るか判らない。ここ投信会社などは中国株式のファンドなどを推奨している様であるが、いつ換金制限などが出されるかも知れない。(大げさですが・・・)
そういうリスクもある可能性を考えて利用してもらえば良いかなと考えます。
私としては運用資産の20%くらいまでに留めたいかな?最終的な運用成績を政府に握られるのは好ましいと思えないので。

ただ、住まないマンションをバンバン建てている経済が継続して行けるとは思えないので自分の資金では触りたくないかな?

まあいいや。ここは個々で考えてください。

元気出して行こう!

2021/04/04

2021-04-04 21:49:00 | 日記
週末のグッドフライデーで休場。
しかし、雇用統計の発表はありました。
結果は以下の通り。

3月米非農業部門雇用者数変化+91.6万人(予想の+64.7万人)
失業率は6.0%と予想に沿った結果。
一方、平均時給は前月/前年とも予想から下振れている。

新規雇用者数は順調に増加しており、経済は回復軌道に乗っている。
加えて、インフラ整備等の財政出動があり米国経済の回復度合いが早く金利上昇が加速する懸念もありそう。
金利上昇が穏やかならば、景気回復の証明として一段上も見込めるか。

日本は米国ほどの数字は出てこない可能性がある。
コロナの第4波と言われるが、ワクチン次第か?
それにしても宮城県の対応にはクエスチョンマークが付く感じがする。
感染者が抑えられていた間に対応しなければならなかった対応が為されていない。
予算はふんだんに用意されていたのであるからコロナ専門病棟を用意することなどできたはずだが
知事が人気取りの広報にばかり目が行っていた気がする。
小池知事もそうだが、病棟確保と人員確保そしてワクチン準備などを淡々と行ってくれればいいが、
政治的な動きが多すぎる。選挙で選ばれる首長だから仕方ないというのも判るが、もっと実務的であってほしいなと思わざるを得ない。

話は変わるが、これまでの株価上昇で国民の持つ人持たざる人の格差が大きくなっているのでは無いかとこの週末考えた。
高齢者に資産構成が偏っており、高齢者と若年層・資産を持つ層と持たない層の格差が大きくなっている。
政府のコロナ対策でも補助金を使い尽くしてしまっている法人と蓄えている法人などの格差は大きい。
感覚的に言って証券会社を利用している法人は明日の経営が不透明であたふたしている所は少ないと感じるが
厳しいところは退場を余儀なくされるところもあるだろう。
これがきっかけで日本の産業構造が変わって来れば、良い表現かわからないがコロナ禍があったとしても遺産にはなる。
そうでなく、これまでの延長となるならば米国や中国と日本の格差は拡大してしまうだろう。
こんな時代こそ、新しい産業が生まれて来れば良いなとは思う。

さあ、今週は再度30,000円の挑戦であるとともに値固めが出来るか如何かだろう。
31,000円位まで値が伸びれば30,000円が固まるだろう。
30,000円を超えただけでは難しく、29,000円への反落もある。
ただ、30,000円の売り物も無尽蔵では無いのである程度の出来高が作られればそこからは意外と値が飛びやすくなるかも知れない。

元気出して行こう!