週末は雇用統計がありました。
以下Bloombergから引用
米国の雇用者数は4月も力強いペースで増加したが、賃金の伸びは鈍化した。ただ労働参加率が低下したことで、雇用主は今後あらためて賃上げを迫られ得る。
米金融当局の高インフレへの対応が一段と複雑になる可能性が高まりそうだ。
キーポイント
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比42万8000人増
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は38万人増
3月は42万8000人増(速報値43万1000人増)に下方修正
家計調査に基づく失業率は3.6%-前月も3.6%
市場予想3.5%
何かマーケットが刹那的な感じがする。
ショート振って、カバーして、やっぱり売り直される。
金利も為替も株式も皆が先行きのシナリオに自信を持っていない。
だから、オーバーヘッジしてそのカバーだけで大幅高する。
インフレが継続するのはほぼ間違いのない事実だから、愚直に実物経済の価格が上昇することを前提にシナリオを組み立てるしかないのではないか?
リートは金利には弱いが保有している資産は価格が上昇しているのだから、暫くは米国リートでも日本のリートでも良さそうな気がする。
昔のバブル期の物色の順番を追いかけても良いんじゃない。
確か当時は素材→鉄鋼→電機→不動産、電鉄→銀行→建設の順番ではなかったかと思います。
日本でも米国でもそれは一緒だと考えます。
今は取引していないから個別はピンときませんが、アカウントを持っていたらそのように提案すると思います。
元気出して行こう!
5月6日でこのブログの開始以来満6年を迎えました。
2016年にその日何を考えていたかを書き留めておこうかと思ってスタートさせました。
その間、仕事の内容が変わり異動で単身赴任になり、通勤時間が10分になった事も原因で毎日書かなくなりました。
今年の年初に、毎日書こうと記しました。しかし、腰が悪くなり座れなくなったため相変わらず週末のみとなりました。
そろそろ回復してきたのでもう少し頻度を上げたいのですが、お客様を持たないと如何しても他人事な発言になってしまいます。
ある程度、そのことを踏まえて読んでください。
あくまでも私の備忘録なので言葉遣いも統一感が無いかもしれません。その点も含んでおいてください。
さて、マーケットですがFOMCが終わりショートを振っていたところが買戻しをして5/4は大幅高になった。
勝手にビビって、勝手に踏んだ形です。
FOMCでは利上げが0.5%で行われ、0.75%と予想していた向きがショートをしていたようです。
ここから暫くは利上げが続きますし、その結果としてインフレが収まるまでは右往左往しそうです。
米国では財政出動の額が大きく、総需要が総供給を上回った状態が続いているのでインフレ止む無しです。
一方、日本では総需要が総供給に対して30兆円強不足しているため物価が上がらない。
物価はモノの価格だけではないので、住宅価格が上がらないと物価が上がらない。
その為、日銀は指値オペを継続して長期金利を0.25%に抑えようとしている。
結果として日米の金利差が拡大して円安が続いている。
マスコミは悪い円安と言っているようですが、その原因はエネルギー価格の高騰だと思いますから政府が原発を走らせればある程度は解決する筈。
原発を動かして、天然ガスを使わなくなればそのガスは欧州に供給する余力となる。LNGの設備が欧州にどの位あるかわかりませんが、価格は抑えることが出来るでしょう。
ここは、日本政府も腹を括る時なんじゃないですかね?
昨日は岸田総理が欧州で「岸田に投資を(Invest in Kishida)と言っていたようですが、あなたが投資に対してブレーキを掛けているのによく言いますね。
あなたが安倍総理と同じ方向を向いていればマーケットは今とは違う。米国が下げても日本株には価格裁定が働いて今よりは株価は上の位置にいたはずです。
欧米に向かってそう言うなら、環境を整えなければいけません。その環境とは「まず貴方の頭の中じゃないですかね、岸田総理!」っていう感じですかね。
よくもマーケットに自らブレーキを掛けておいてよく言いますわ!何かこれまでと違うことを出して来ないと外国人の買い付けは増えませんよ!
質問とか要望とか出なかったんですかね?
まあ、期待はせずに待っています。
さあ、元気出して行こう!