かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2022/5/29)

2022-05-29 21:34:00 | 日記
今週の相場はだいぶまったりという感じ。
米国の金利上昇と景気悪化の綱引き。結局、どこかで景気悪化の兆候が色濃く出てきて金融引き締めが緩むというのがメインのシナリオか?
ハイパーなインフレでなければ雇用悪化と価格上昇を選択するならば価格上昇を容認するってことだろう。
日本は年金受給者が多く、年金は確定給付が多いからデフレでモノの価格が上昇しない方が心地よいという層が一定数いる上にその方達が票を持っているのでインフレを止めたくなる。

一方、米国は確定拠出年金が多いのでモノの価格が上がっても資産価格の上昇が有れば問題とはならない。現在は株式市場が調整しているのでインフレを止めるポーズが必要なだけだと思います。

チャートでは日本株は調整完了感が出てきたように思います。




その証拠に裁定買い残がピークから減少しています。このサイズなら大きくマーケットを壊すとは考えづらい。












米国は証拠金取引の残高の減少でボトムを打つには2020年の3月の頃の水準まで減少する必要があるのではないかとと思っています。と、すればあと2ヶ月くらいは今の減少ペースで行く必要があると思います。
ドタ感で10%くらい調整すれば岩盤に届くのではと思います。

なんとなく今思っていることです。
あくまで、ココは自分が今思っていることを残すためにあるので気を悪くしないでね。

元気出して行こう!



週末雑感(2022/5/22)

2022-05-22 21:37:00 | 日記
今週、コロナが世界で蔓延しマーケットが急落する前の水準まで米国は落ちた。
言わば行って来い。この間で利益を上げた者も在ればすっ天井で買って引かされている者も在るだろう。
どちらかと言えば、ヤラレの人の方が多いかも知れない。

マーケットは多数が支持されなければ上昇しないが、勝つのは少数なのだ。
全ての投資家が利益を享受出来るわけがない。
それを心に留めて投資をすべきだ。
自分が買付したプライスよりも高い価格で誰かに肩代わりしてもらうからこそ利益となるのだ。
だから、相場を悲観する事はない。
ただ、冷静にはなるべきだ。

心がクールダウンされるには時間がかかる。
そろそろクールダウンもされてきた感じはある。


今週 ニューヨークダウで1000ドル以上の急落があった。
滅多にないことが起こるのは最終局面かも知れない。
ニューヨークダウは採用銘柄の30銘柄の株価を全て足して除数という数値で割って算出する。
現在除数は0.1517・・・なので、実質6.6倍だ。
ある株の株価が10ドル下げれば66ドル安。
だから、200や300ドル安は意外と簡単に起こる。
だけど、1000ドル安は少ない。値がさの株が大きく落ちないと起こらない。
これが起こったのはマーケットがクールダウンされた証拠としては申し分ないだろう。
あとは新しい投資家が資金を入れてくるのを待つのだ。
日本株はこれを待っていたがなかなか起こらなかった。
日本人が買わなかったからだ。マザーマーケットに母国人が資金を投じない市場に外国人は資金を投じない。
米国は違った。
成長力であったり、流動性だったり理由はあるかも知れないが母国人が自信を持って資金を投じている。
これが違いだ。

米国のリバウンドはそろそろ始まるのではないか?
日本もそうならないかなぁと、念じていますし、日本の未来も信じている。

元気出して行こう!

週末雑感(2022/5/15)

2022-05-15 21:57:00 | 日記
米国株は目先いいとこまで落ちてきていると見える。
アップルがサウジアラムコに時価総額首位を譲ったことは意外と大きい事なのではないか?
ずっと下げ続けるものではないし、米国10年国債利回りが3%を維持できず買い戻されている。
利回り3%とはperで33倍であり、Nasdaqのperが大きいとはいえ利益がしっかり出ている銘柄のperは大分調整されてきている。赤字の銘柄はまだ下値があるように思うがfang銘柄はそろそろリバウンドに入る可能性が高いと思う。

2000年のネットバブルの時は時価総額が大きくなった銘柄はほぼ赤字銘柄であったと思うが、現状は黒字銘柄も多い。
ダウ採用銘柄にハイテクが多くなった分ダウのボラティリティも大きくなったが、こちらもAmazonの決算で大幅安になった影響等が多かった。
ここからは反転になるように思う。

ただ、ETFの売買が多くなり指数に対する影響も大きい。
特にNasdaqやダウのETFは現物株の時価総額とETFの時価総額が大きくなったこと、先物OPを個人を含め使われることが大きくなったために先週書いたように相場が刹那的になっている。

時価総額は2022年4月現在
世界全体:104.9兆ドル
米国株:45.2兆ドル
中国株:9.8兆ドル
日本株:5.6兆ドル

米国株ETF純資産総額
SPY46兆円
IVV36兆円
VIT32.9兆円
VOO32 兆円
QQQ21 兆円
VTV12 兆円
VEA12 兆円
AGG10 兆円
VWO9 兆円

TOP10のうち9銘柄が株式で合計210兆円
結構大きい額です。このETFが小型ハイテク株を昨年大幅に値上がりさせ、今年大幅安を引き起こしている。

ARKの銘柄はまだ投げ切っていないように見えるが実は反転の芽は出ている感じはする。
ネットバブルの時は日本ではタワー投資顧問の投資銘柄がもてはやされて、運用の清原さんが長者番付TOPになった。
その後大きく値下がりし跡形も無くなった。でも、その後100倍になった銘柄はその時にスタートしている。
そんな時期に来たかも知れないね!

元気出して行こう、

週末雑感(2022/5/8)

2022-05-08 19:50:42 | 日記

週末は雇用統計がありました。

以下Bloombergから引用
米国の雇用者数は4月も力強いペースで増加したが、賃金の伸びは鈍化した。ただ労働参加率が低下したことで、雇用主は今後あらためて賃上げを迫られ得る。
米金融当局の高インフレへの対応が一段と複雑になる可能性が高まりそうだ。

キーポイント
非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比42万8000人増
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は38万人増
3月は42万8000人増(速報値43万1000人増)に下方修正
家計調査に基づく失業率は3.6%-前月も3.6%
市場予想3.5%


何かマーケットが刹那的な感じがする。
ショート振って、カバーして、やっぱり売り直される。
金利も為替も株式も皆が先行きのシナリオに自信を持っていない。
だから、オーバーヘッジしてそのカバーだけで大幅高する。

インフレが継続するのはほぼ間違いのない事実だから、愚直に実物経済の価格が上昇することを前提にシナリオを組み立てるしかないのではないか?
リートは金利には弱いが保有している資産は価格が上昇しているのだから、暫くは米国リートでも日本のリートでも良さそうな気がする。

昔のバブル期の物色の順番を追いかけても良いんじゃない。
確か当時は素材→鉄鋼→電機→不動産、電鉄→銀行→建設の順番ではなかったかと思います。
日本でも米国でもそれは一緒だと考えます。

今は取引していないから個別はピンときませんが、アカウントを持っていたらそのように提案すると思います。

元気出して行こう!


連休の雑感(2022/5/5)

2022-05-05 23:08:12 | 日記

5月6日でこのブログの開始以来満6年を迎えました。
2016年にその日何を考えていたかを書き留めておこうかと思ってスタートさせました。
その間、仕事の内容が変わり異動で単身赴任になり、通勤時間が10分になった事も原因で毎日書かなくなりました。
今年の年初に、毎日書こうと記しました。しかし、腰が悪くなり座れなくなったため相変わらず週末のみとなりました。
そろそろ回復してきたのでもう少し頻度を上げたいのですが、お客様を持たないと如何しても他人事な発言になってしまいます。
ある程度、そのことを踏まえて読んでください。
あくまでも私の備忘録なので言葉遣いも統一感が無いかもしれません。その点も含んでおいてください。

さて、マーケットですがFOMCが終わりショートを振っていたところが買戻しをして5/4は大幅高になった。
勝手にビビって、勝手に踏んだ形です。
FOMCでは利上げが0.5%で行われ、0.75%と予想していた向きがショートをしていたようです。
ここから暫くは利上げが続きますし、その結果としてインフレが収まるまでは右往左往しそうです。
米国では財政出動の額が大きく、総需要が総供給を上回った状態が続いているのでインフレ止む無しです。
一方、日本では総需要が総供給に対して30兆円強不足しているため物価が上がらない。

物価はモノの価格だけではないので、住宅価格が上がらないと物価が上がらない。
その為、日銀は指値オペを継続して長期金利を0.25%に抑えようとしている。
結果として日米の金利差が拡大して円安が続いている。
マスコミは悪い円安と言っているようですが、その原因はエネルギー価格の高騰だと思いますから政府が原発を走らせればある程度は解決する筈。
原発を動かして、天然ガスを使わなくなればそのガスは欧州に供給する余力となる。LNGの設備が欧州にどの位あるかわかりませんが、価格は抑えることが出来るでしょう。
ここは、日本政府も腹を括る時なんじゃないですかね?
昨日は岸田総理が欧州で「岸田に投資を(Invest in Kishida)と言っていたようですが、あなたが投資に対してブレーキを掛けているのによく言いますね。
あなたが安倍総理と同じ方向を向いていればマーケットは今とは違う。米国が下げても日本株には価格裁定が働いて今よりは株価は上の位置にいたはずです。
欧米に向かってそう言うなら、環境を整えなければいけません。その環境とは「まず貴方の頭の中じゃないですかね、岸田総理!」っていう感じですかね。
よくもマーケットに自らブレーキを掛けておいてよく言いますわ!何かこれまでと違うことを出して来ないと外国人の買い付けは増えませんよ!
質問とか要望とか出なかったんですかね?
まあ、期待はせずに待っています。

さあ、元気出して行こう!