ようやく、東京株式の出来高が20億株を超え20.8億株となりました。これで、移動平均線の上向き。出来高の増加。株式累積売買高のボリュームゾーン超えが見えてきました。
月曜日に指摘した3要素が揃ってきたので、あとは8/12高値の16943.67をクリアすれば3月、5月の高値17200円台が見えてきます。ただ、17000円までの累積出来高は140億株程度あるため戻り売りは覚悟しなければならないと思います。出来れば20億株を木曜金曜で作り、17000円にのせて引ければ1番良さそうです。
上記グラフにあるように、信用買残も裁定買残もミニマム水準にあり、尚且つ日銀の買余力2兆円、年金の買余力が5兆円だったと思いますが、マーケットには資金が余っていますのでここでの弱気は必要ないのではないかと思います。各社のレポートでは大和17000円、野村17500円かな?結構慎重な見方しかしていないようですが、三菱UFJの株価を見ていれば金融相場に入ってきたことが実感できます。ここで、銀行株がどの位上昇出来るかにより11月以降の相場が決まってきます。時価総額は以前に比べ小さくTOPIXへの影響も少なくなりましたが、保有している投資家層が幅広く消費マインドへの影響は大きいと考えられるセクターですから注目度は高いと思います。このところ上昇したとはいえ、PBRはまだ0.6倍程度ですからここからでも十分乗れます。
ここで出来高を大幅に拡大させ、一気に持ち合いの解消をしてもらえば尚良いと思います。夏休みも終わりますので今週は株を買い溜めしてもらいたいと思います。それでは。