週末のマーケットは米国株のウィッチングで大商いの中ダウは下落。ナスダックはほぼ横ばいで終わる。
これでクリスマスに突入するため、動きは小さくなるかもしれない。
日本株も外国人の参加は減少し、個人が主役になる時期になる。
一応、金曜日のマーケットをBloombergから引用
17日の米株式相場は続落。オプションや先物の四半期ごとの期日を迎え、値動きが増幅され、金融市場は高いボラティリティーに見舞われた。
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大商いとなる中、S&P500種株価指数は週間ベースでの下げを拡大。年末休暇が近づく中、この日は大型ポジションでの取引に十分な流動性がある今年最後の営業日だった可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、連邦公開市場委員会(FOMC)は早ければ来年3月15-16日の会合で利上げ開始を決定する可能性があるとの見解を示した。
これを受けて、米国債利回りがフラット化し、5年債と30年債の利回り差は縮小した。ニューヨーク時間午後4時25分現在、10年債利回りはほぼ変わらずの1.41%。(ここまで引用)
毎年、年末20日過ぎからは外国人投資家は休暇に入るため個人の比率が高くなることが多い。通常、日本株は特に外国人の売買が60%程度はあるため外国人の影響が大きいが、この時期は個人がメインになる。
今年はここ数か月マザーズ指数が軟調で個人が好む小型株のパフォーマンスが悪い。懐具合も厳しい状況が想像できるので動きは鈍いかもしれない。
あとは、ヘッジファンドの解約の最後の換金売りが出ることもある。確か2018年だったと思うがヘッジファンドの成績が芳しくなく大量に解約があり、その換金でクリスマス前後で大量の売りが出た。その影響で日経平均も2018/10/2高値24448円から12/26安値18948円まで叩き売られた。特に小型株は買い物が入ってない板の下値まで売り物が出てきていた。あの時の売り方が本当の換金売りと言うのだとはじめて体験した気がしたものでした。
チャートを載せておくと
この時は結構きつかった。確かこのブログも書いていたはずなので2018年12月の20日以降の記載を読んでいただいたらそのころの感覚がわかるのではないかなと思います。
今年はそこまでヘッジファンドに解約が出ているとは思わないのですが、あの時の印象は強烈でしたので一読しておくと「こんなこともあるんだ。」的な知識にはなるのではないかな。
因みにNYダウは2018年10月高値26939、12月安値21452。
過度に心配しても仕方がないし、ピンチが来れば実はチャンスだったりする。いろいろな想定をしておいて損はないと思います。
元気出して行こう!