かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2021/12/19)

2021-12-19 20:58:50 | 日記

週末のマーケットは米国株のウィッチングで大商いの中ダウは下落。ナスダックはほぼ横ばいで終わる。

これでクリスマスに突入するため、動きは小さくなるかもしれない。

日本株も外国人の参加は減少し、個人が主役になる時期になる。

 

一応、金曜日のマーケットをBloombergから引用

17日の米株式相場は続落。オプションや先物の四半期ごとの期日を迎え、値動きが増幅され、金融市場は高いボラティリティーに見舞われた。

  • 米国株は続落、ダウ532ドル安-S&P500は週間の下げ拡大
  • 米国債は利回りがフラット化-10年債利回り1.41%
  • ドル上昇、FRB理事発言やコロナ懸念-対円は113円台後半
  • NY原油は今週1%超下落、コロナ懸念や金融引き締めで地合い悪化
  • 金は上昇、中銀政策判断こなしスポットは週間ベースでプラス

  大商いとなる中、S&P500種株価指数は週間ベースでの下げを拡大。年末休暇が近づく中、この日は大型ポジションでの取引に十分な流動性がある今年最後の営業日だった可能性がある。

S&P500種は前日比1%安の4620.64。ダウ工業株30種平均は532.20ドル(1.5%)安の35365.44ドル。ナスダック総合指数は0.1%下落。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、連邦公開市場委員会(FOMC)は早ければ来年3月15-16日の会合で利上げ開始を決定する可能性があるとの見解を示した。 

  これを受けて、米国債利回りがフラット化し、5年債と30年債の利回り差は縮小した。ニューヨーク時間午後4時25分現在、10年債利回りはほぼ変わらずの1.41%。(ここまで引用)

 

毎年、年末20日過ぎからは外国人投資家は休暇に入るため個人の比率が高くなることが多い。通常、日本株は特に外国人の売買が60%程度はあるため外国人の影響が大きいが、この時期は個人がメインになる。

今年はここ数か月マザーズ指数が軟調で個人が好む小型株のパフォーマンスが悪い。懐具合も厳しい状況が想像できるので動きは鈍いかもしれない。

あとは、ヘッジファンドの解約の最後の換金売りが出ることもある。確か2018年だったと思うがヘッジファンドの成績が芳しくなく大量に解約があり、その換金でクリスマス前後で大量の売りが出た。その影響で日経平均も2018/10/2高値24448円から12/26安値18948円まで叩き売られた。特に小型株は買い物が入ってない板の下値まで売り物が出てきていた。あの時の売り方が本当の換金売りと言うのだとはじめて体験した気がしたものでした。

チャートを載せておくと

この時は結構きつかった。確かこのブログも書いていたはずなので2018年12月の20日以降の記載を読んでいただいたらそのころの感覚がわかるのではないかなと思います。

今年はそこまでヘッジファンドに解約が出ているとは思わないのですが、あの時の印象は強烈でしたので一読しておくと「こんなこともあるんだ。」的な知識にはなるのではないかな。

因みにNYダウは2018年10月高値26939、12月安値21452。

過度に心配しても仕方がないし、ピンチが来れば実はチャンスだったりする。いろいろな想定をしておいて損はないと思います。

元気出して行こう!


週末雑感(2021/12/12)

2021-12-12 19:11:15 | 日記

米国はまだ方向が定まっていないと思います。

上昇・下落の銘柄がまちまちでtrendがないですから、目先は1カイ2ヤリの相場が続くかもしれません。年末ですから損失確定の売り物も出やすく、負けている銘柄はより負けるパターンでしょう。こんな時は新値の株を買うしかない。逆張りはやめておいた方が良いでしょう。

以前に書きましたが米国株のマージンデットですが日本語のHPもありました。参考にしてください。

https://stock-marketdata.com/margin-debt.html

データは更新されていませんから最新は11月発表のものです。これが減少した後はマーケットは調整となりやすいので意識しておいていいでしょう。

 

日本株は金曜日にSQが終わり3月物が先物の中心限月となりました。配当相当額は60円強ですので現物より60円下でチャラです。29000円のコールの建玉が多かったのですがSQ値は29000円に届かなかったため、週末は反落となりました。

ここからは次の金曜日の終値が米国株のtripleウィッチングですから思惑含みの相場となるだろうと思います。特にテスラあたりはオプションの残高が多そうなのでボラが高まると思われる。NASDAQが下げると日本株も影響を受けるので短期戦を想定します。

長い期間で考えられるなら、上場子会社が下げたところを貯めておいたらいいのではと思います。日立物流の売却観測が出ていましたが、親子上場の解消は継続的なテーマになると思います。

寒くなってきましたが、元気出して行こう!

 

 

 


週末雑感(2021/12/5)

2021-12-04 22:41:55 | 日記

12月雇用統計が出た。新規雇用者数は予想を下回ったものの、失業率は0.4%低下。

 

以下はBloombergから引用

米国の雇用拡大ペースは11月に減速し、今年に入って最も小幅な伸びにとどまった。一方、失業率は市場予想以上に低下。労働市場の改善がまだら模様であることが示されたが、景気刺激策の縮小を巡る米金融当局の方針には影響を与えないとみられる。

キーポイント
  • 非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比21万人増
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は55万人増
    • 前月は54万6000人増(速報値53万1000人増)に上方修正
  • 家計調査に基づく失業率は4.2%に低下-前月4.6%
    • 市場予想4.5%
  • 労働参加率は61.8%に小幅上昇
 
 
 

  米雇用統計は事業所調査と家計調査の2つで構成されている。雇用者数と賃金に関わる事業所調査は今回、幅広い業種での採用ペース鈍化を示した。一方、失業と労働参加率を決定する家計調査では、雇用が114万人急増したとの結果が明らかになった。(以上引用)

 

こんな結果は初めて見た気がします。

というかそもそも、雇用統計に事業所調査と家計調査があるなんて知らなかった。

その反応は家計調査の失業率の低下と労働参加率の上昇からテーパリングの加速観測。→成長株、特にNASDAQの下落。でも、長期金利は低下。ちぐはぐな反応に見えます。週末は消化不良だったのではないか?景気が過熱しているなら原油が下落しているのも違うと思うし、ドルが売られていたのも違う気がする。

 

要するによくわからない反応というか、雇用統計自体が良い数字だったのか悪かったのかも判らない。

週明けにマーケットが消化するんじゃない?

 

ただ、米国は信用取引の残高を見ると買い残が100兆円となっています。

FINRA Statistics2 (shown in $ millions)

Month/Year Debit Balances in Customers' Securities Margin Accounts Free Credit Balances in Customers' Cash Accounts Free Credit Balances in Customers' Securities Margin Accounts
Jan-21 798,605 224,133 241,220
Feb-21 813,680 220,840 240,481
Mar-21 822,551 219,522 237,154
Apr-21 847,186 218,132 233,145
May-21 861,626 213,356 234,992
June-21 882,103 221,862 239,290
July-21 844,324 215,463 195,762
Aug-21 911,545 219,365 198,913
Sep-21 903,117 229,279 205,564
Oct-21 935,862 226,159 200,548

これを見ると目先は仮需で買われすぎには見える。

ある程度投げさせられて、需給が締まらないと次の展開が考え辛いんではない?。株は次に誰かに今よりも高い価格で買ってもらわない限り儲からない。もしかすると需要の先食いをしていたかもしれない。お腹パンパンまで食べた後はアイスクリームくらいしか入らないものだ。お腹を空かせるまで時間をかけるか、運動でもするかしなければならない。そんな時期かもしれません。

なんとなく違和感を感じているだけです。その点、日本株は過小評価に見える。

米国のPERが22倍台で日本が14倍台。成長力の差と言えばそれまでですが乖離がありすぎる気がする。

でもあくまでも、個人の感想です。

元気出して行こう!