まさか!と思ったら現実になってしまった。
トランプ新大統領の誕生のことです。
ブリグジットの時と殆ど同じタイムスケジュールで上昇・反転・大幅下落と相成りました。
そもそも、日経平均が1000円も下落するとも思っていなかったのでかなり不意打ちをくらいました。10:30am以降の下げの速かったこと、ビックリしました。
そこからは相場観抜きで先物が売られまくりました。引け後にちょっと計算したのですが、この3年間の週足ベースでの日米比較をしたところ平均で日本株は米国株の6.2倍変動してた。データを検証していないので確実性は劣ると思いますが、何かイベントがある時に日本株は6倍動くマーケットでした。ならば、欧米でイベントがある時に真っ先に開く市場で、流動性が大きく(売りたい分だけ売れるマーケットであるという意味)、尚且つ値幅が大きい。ファンドのヘッジ対象としては最適ですよね。去年の中国株の下落・英国のEU離脱・今回といつも日本が真っ先に売られている。
取引所も考えた方が良いのではないか?いつもこんな事していたらマーケットが壊れるし、長期資金も入ってこなくなるのではないか?
19:30現在では先物の夜間取引では400円強戻している。ヘッジが大き過ぎたのか買い戻しが入っている。英国株は殆ど下げていないし、スイスは上げている。nyダウ先物は320ドルの下げなら、幾ら何でもオーバーヘッジだと思います。
今回の下げでいっぱい血を流した方も居るでしょうが、需給からすれば信用期日が来ている玉は今日投げさせられた筈なので明日以降戻るとすれば上は軽くなるかもしれません。
1年に2回もこんな下げを食らうと気持ちが萎えてしまいそうです。でも、明日は明日の相場がやって来ます。日の出ずる国に住む者の宿命として受け止めるしかないかな?では。