競馬エイトの吉田均が亡くなった。学生から30歳くらいまではよく競馬をやっていたのでよく予想は見ていた。
お悔やみ記事の中でふっと心に刺さったのでアップしておきます。
長くフジテレビの競馬番組で共演していた井崎脩五郎さんが、吉田さんと競馬評論家として競馬エイトでも健筆を振るっていたタレントの大橋巨泉さんとの秘話を寄稿した。
大橋巨泉さんが吉田均さんに声をかける、その現場にいたことがあります。1988年の日本ダービーの直後でした。競馬エイトの本紙吉田が本命にしていたのは、単勝オッズが10倍近い伏兵コクサイトリプル。結果は追い込んで僅差の3着。
「吉田。攻めたなあ」
「もうちょっとだったんですが…」
「いいんだよ。ああいう攻めの予想が共感を呼ぶんだ。自分が一番うまいと思って予想をつけろ。プライドこそが、プライスを生むんだ」
ああ、いい言葉だなあと、聞いていて思った。プライド(自負心)こそが、プライス(価値)を生む。
吉田さんは、「これからの羅針盤になるような言葉を、巨泉さんにいただいた」と話していました。今、天国で、その後の日本競馬を巨泉さんに報告しているのではないでしょうか。
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