週末雑感(2019/9/29)

昨日更新しようと思っていたんですが、ラグビーのジャパンの快勝に感動しすぎて忘れてしまった。
良いよね「Tag One Team 」って言葉。


話はマーケットに戻りますが、今週は短期的な過熱感を解消するための週だったかな？
木曜日に騰落レシオが138だったと思いますが、そこまで上昇して翌日配当落ち。配当は日経平均で160円。結果としては金曜日配当の再投資のための先物買いがTOPIX中心に入ったんですが、これは既に認識されていたためサプライズは無く相場には中立だったかと思う。

来週は消費税の増税が実施されるため、その影響をマスコミがあれこれ報道するだろう。
因みに2018年度の税収は
所得税 19.9兆円
法人税 12.3兆円
消費税 17.7兆円だった。

消費税が25％上昇するのだから(8→10％)消費が変わらないなら4.4兆円が日本経済から抜かれることとなる。当然、経済は縮小するのだからポイント還元なんてまどろっこしい事をせずにその数年分の財政出動でもした方が良いんではないかと思うけど無理な話か。

個人的には消費税と同額の所得税減税を行い、その減税額を年次で減らしていくのが景気には良い様に思うけど、政治は票を一番持っている税金を払っていない層に厚く優遇させるためそんな事はしない。
まあ、3ヶ月もすればみんなの目が慣れるので影響は大きくないかもしれない。
今回は10％になることによって税率が大台にのるから意識するけど増税される金額は3％から5％の時は金額で66％アップ。5％から8％の時は60％アップ。でも今回は8％から10％だから25％アップということになる。それを考慮すれば感覚的に増税されたという意識は小さくなるとも思っているけれど、誰も言わないよね。

あれこれ書きましたが、これまでの増税時よりは影響は小さいと考えている。

思いついたのは、消費税8％で金を買って10％で売るのはどうかなって思ったんですが計算する気に成らなかった。まあ、どうでも良いか！


来週は消費税の影響見合いと目先の過熱感解消をしつつ長期金利の動きと為替を見ながらのトレードとなりそう。個人的には全然強気です。
風呂敷を広げるなら、年内に昨年10月高値をチャレンジする場面もあると考えています。では。

週末雑感(2019/9/20)

余りに弱気を言う向きが多いんだけど、そういう人たちは(個人だけじゃ無いよ)先物の売りでも、プットオプションの買いでも、ベアファンドでも、現物の空売りでもすれば良いんだと思いますよ。

別に買ってくれなんて言いません。でも、売るべきところは言ってしまったし 外国人の現金はたっぷり残っている。消費税云々は先月までの話。当然に増税すれば2ヶ月や3ヶ月は影響があるのは否定しない。だけど、人の目は慣れるんだよね。数ヶ月もすれば10％が当たり前になっている筈だ。その上、今回は駆け込み需要が小さい様なので需要の先食いはしていない。だから案外すんなり定着するかもしれない。

チャートは週足で4連騰かつ5本連続陽線(5陽連)。
実はもう相場は始まっているんじゃないか？

因みに自分のブル型ファンドはガチのホールド。
ここから数年かけて3万円越えを見ている。

当然、上下はあるでしょう。でも、バブル崩壊の30年経過というのは実は大きいことなんじゃないか！

30年あれば人なら次の世代に代わっている。株式のホルダーだって同じこと。自分も含めて旧世代には38900円は高く見えるけど、新世代が動き出せば意外と通過点になるかもね。

まあ、日本株をやらない株屋が増えているのは否定しないしスキルも無さそうって事は理解しているけど自分のカネを突っ込んでいる人たちの真剣さは本物だよね。

自分が先月とか先々月とかにカラ売って上に持ってかれているとすれば、安心できない3連休かも。

週末 連休 楽しくお過ごしください。では。

週末雑感(2019/9/14)

今の相場について、みんな半信半疑なんだと思いますがチャートを信じてみるのも一考かと。
上は週足ですが綺麗な赤三兵。それもほとんど上ヒゲが有りません。
この数年を見ても以下の3回かな？昨年は高値を取ってしまいましたが・・・



でも、今回はそれまでよりショートが溜まっていますからワカリマせんよ！意外高もあるかも。

ちなみに赤三兵は「株の達人」さんHPから引用すると



日足の赤三兵はよくあるけど、週足は出現しにくい。
特に日本株には主体性が無いので難しいはず。
例えば、米国雇用統計が悪いとか、海外発の円高とか影響されやすい要因が多い中での出現は画期的です。



日足でも今週は一陰介在五陽連というのが出現。簡単に言うと陽線が5つ連続してその中に陰線が1つ挟まると言う形。これも久しぶりです。一目均衡表では比較的重視される。特に陽線の小さいものが良いとされる。
これが水曜に出ているから、その後の堅調さが見て取れる。

以下、『一目均衡表の研究』(佐々木英信 著)より引用

一陰介在五陽連とは
「陽線が連続する途中に一本だけ陰線が出現することを
「介在」 と表現します。（陰線が連続する途中に一本
だけ陽線が出現することも 「介在」と表現します。）
この一陰介在五陽連が小幅であれば、 単純な五陽連に準じるほどの上昇相場を展開することとなります。


これで、週末の世論調査で内閣改造後の支持率が上昇していれば株価の反発は継続されるかもしれない。

今日はこれくらいにします。
楽しい連休を！では。

9月12日のマーケットから(21:50記/nk 21759)

するすると日経平均は8連騰する。
本日は一時21800円台をつけた。

このブログを長く見られている方はこの1年程21800円がキーポイントだと言っていたことを思い出して頂けるかもしれません。3、4、5、7月に21800円水準はポイントとなりました。

3月は高値。4月5月は急騰急落の窓の下限となりました。21800円を抜ける事で需給は改善すると考えています。

ここより上は中期の投資家のほぼ全てがプラスゾーン入る。このため、下げ難くなるはずです。

その上、裁定売り残高を減少させずに上げてきた印象があり明日のSQではショートカバーが入る可能性が高い。高値は売り屋が付けるはずなのです。意外高もありうる。



一応裁定取引の残高を載せておきます。
売り残は株券を借りてきて売っているのですから、決算末には返済する必要がある玉が多いと想像します。
早くケツ入れした方が宜しいんじゃないんですかね？

相場はここから始まるのです。では。

週末雑感(2019/9/9)

週末は山梨の西山温泉に行ってきました。
まさに秘境！時間が止まっている感じでした。

さて、東京株式ですが一時200日移動平均線を突破。
取り敢えず中期的な投資家の平均コストはプラス圏に入ったと言える。

MACDも明確に陽転しています。
あとは裁定売り残がどれほど減少するか？
おそらくこの裁定売り残も金融機関のヘッジの売りだったと想像されるので、そのヘッジをいつ外しに来るかだろうと思います。

今週はメジャーSQがありますから、実はこのタイミングで一部ヘッジを外すのでは無いかと思います。

それがなされると今週は21800円が期待できそう。

何度も書いていますが
Sell in May, and go away. の後は
Don’t come back until St Leger day.です。
先週末がセントレジャーデイでした。

そろそろ皆さんマーケットにおかえりなさい。では。