東京株式は200日移動平均を回復。
これはマーケットが閉場に戻って来た事を意味すると思う。
念のため、25日移動平均20265円 75日移動平均20259円 200日移動平均21657円。
要は1年前に投資を始めた投資家が損益ゼロまで戻ってきた事を意味する。
ここからは経済の回復を読んだ投資家が実際に経済が回復しているかを確認する時期に来たのではないか。
恐らく、4月の数字は相当悪いはず。これは仕方ないからまあ良いでしょう。5月は昨年の普通にゴールデンウィークがあった時との比較で、外出もできなかったからこれもまあいいでしょう。
だからこそ、6月の前年同月比ではなく前月比の問題になってくる。これが予想よりも回復していれば一人10万円の支援金もあり、中小企業への融資もあるためある程度の回復は期待できる。
金利もこれから数年は世界的に利上げは出来ないのでバブルになる可能性は大きい。
バブルは別に悪いことではなくて経済の必然だ。
経済のベクトルを上向きにするために、金融・財政が一体となった体制が作られる。
金融はあくまでバックスだよね。危険度を下げるために金融で経済の大きな落ち込みを避けるのが本来の役割だと思います。
一方、財政はオフェンスだろう。サッカーでもラグビーでも良いけど、ボールを前に出す施策が経済で言えば財政だろう。
本来守って守って失点を防ぐことに集中していたチームが点を取りに行くのだ。
ならば、そう簡単に攻めることは止められない。止めれば逆に失点する。
だからしばらくは財政出動は止められない。
この際、インフレになっても良いじゃない?
このブログで何度も書いていますが、極度なデフレにいる中でインフレを心配することが真面なのか?
デフレを脱却しなければ死んじゃうんだよ。
不健康な生活をして日々食える物もない奴が健康を心配してどうするんだよ。
餓死しそうな奴が健康のためにダイエットしますって普通言うか?
学者は言っても良いよ。それを研究しているんだから。
だけど、実務家は違うだろ?
死にそうになってる奴は普通の生活をまず望むだろう。
この際目先の借金は無視だ。個人で言えばお金貸してくれるとこが無ければ仕方ない。日本はお金を貸してくれるとこが有るんだよ。このままじゃ死んじゃうなら、死後は考えない。
今の経済はそんな感じでしょう。
とすれば、このタイミングはバブルに賭けても良いんじゃない。
降りるタイミングが問題なだけ。
昔の上司に言われたことがあります。
仕手株やってて、ボロ株であることは判っている。負けるかもしれない。
それでも、「この食べ物は腐っているかも知れない。だけど、腐りかけが一番美味いんだよ。それと同じ!」
まさに、このタイミングなんじゃない。
元気出して行こう!