かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2020/6/28)

2020-06-28 22:27:00 | 日記
今週は米国のトリプルウィッチングも終わったし、マーケットの中の要因で相場が動く試合では無くなっていると思う。
ここからは外部環境によって相場が動くことになりそうだ。

米国は相変わらずコロナの感染者の拡大が続いている。このままでは経済を全面的に重視する政策は取れない。
ディズニーランド(と言っても米国の)の再開が一つのバロメーターかな?
ディズニーランドが開けられないなら、コロナを克服したとは言えないんじゃ無いかな?
不要不急の製品を作っているわけではないので、企業としてのフィロソフィーが問われるので簡単には開けられない。
夢の国から疫病を出してはいけないのだ。だから、バロメーターになるのでしょう。

同じ物差しでいうと、日本では歌舞伎町かな?
歌舞伎町は閉めているわけでは無いが、安心して歌舞伎町に行ける環境になったら日本もコロナ克服になるんでしょう。


何度も言いますが、米国も日本も今期の業績が悪いことは判っている。
・判っている中で株価が堅調なのは来期以降に業績がこれまでの想定とは言わないまでもある程度回復しそれが継続していくと考えること。
・世界的な低金利というかゼロ金利により数年後の業績を現在価値に割り引く際の割引率が小さくなっていること。
・急落時に出された裁定売り残のカバーがまだ終わっている訳ではないと考えられること。
この辺でしょうか?

因みに以下は日本の裁定残高です。




一方、信用買い残は増加している。
大概の場合、一般大衆が買って株価は上昇するが果実を得られるのは一握りの人。
そろそろ、目先は頭打ちになってもおかしくない。
なので、先週書いたようにポジションを絞ってどんなマーケットでも対処出来る様にしておく事は必要でしょう。

相場にどっぷり浸からず半身の体勢が良いのか?
でも、それも一時的でしょう。
逆に、乗り遅れた向きはこの押し目で入らないと今年は何も出来なくなるかもしれない。

個人的には大きなお金を投じるチャンスが来つつあるって事だと認識しています。

確かに小型株が乱舞しているけど、そんなとこに1億円は突っ込めない。
だけど、ここからの下げの局面では出来るようになる。

今は200万円で100万円儲けられる相場かもしれないけど、1000万円を儲けるのは結構しんどい。
この後は5000万円で1000万円儲けられる相場が来ると思っています。

元気出して行こう!

週末雑感(2020/6/20)

2020-06-21 00:20:00 | 日記

NYマーケットダイジェスト・19日 株まちまち・金利低下・ユーロ安

(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=106.87円(前営業日比▲0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=119.46円(▲0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1178ドル(▲0.0027ドル)
ダウ工業株30種平均:25871.46ドル(▲208.64ドル)
ナスダック総合株価指数:9946.12(△3.07)
10年物米国債利回り:0.69%(▲0.02%)
WTI原油先物7月限:1バレル=39.75ドル(△0.91ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1753.0ドル(△21.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

ザイHPから引用


米国はコロナ第二波が懸念されているとのことでAppleは一部閉店しているとのこと。

その割にナスダックはダメージを受けていない。

やや違和感がありますね。




上はティッカーHYGのハイイールド債のETFですが、
ナスダックが買われるなら、HYGがもっと買われていないとおかしい。
本来は低格付け債が買われる環境が好況のバロメーターであるはずです。
ってことは、米国は本物ではない。

これがトリプルウィッチングに絡む買い戻しだけなら、いったんcashを持ちたい感じがする。
ナスダックの10,000ポイントは高すぎるように見えるのです。

多分バブルなんだよね。
だけど、この時期が一番美味しい。(前にも書きましたが、食べ物なら腐っているか・腐りかけが一番甘くて美味しい)

では、この環境では如何するか?
手を拡げ過ぎずに、乗せていくポジションを取る。
多分、何処かで引っ掛かるんです。その時にうまく逃げられるポジションを作る。
これしか無い。
別に弱気にはなっていないんですが、気掛かりなんです。

こんな時にはギャン流のピラミッティングが良いかな?

因みにピラミッティングとは
1度の予定金額全てを買わずに
最初に買った株が例えば10%上昇したら、最初の金額の三分の二の金額買い増しをする。
更に10%上昇したら最初の金額の三分の一の金額を買い増しする。
更に上昇したら、最低金額を買い増す。

そして、最後に買ったポジションが負けた時に撤退するルールに抵触したら
全てのポジションを閉じる。そうすれば、下で買った含み益は守れるというもの。
ポジションがピラミッドみたいだからピラミッティング。

つまり、最後に買付するポジションがアンテナ役をするというもの。
これなら、マーケットが急変しても大きなダメージを受けなくて済むかもしれません。

念のためギャンのトレードの28のルールを記しておきます。

  1. 資金を10等分し、1回の取引額は全資金の10分の1とする。
  2. ストップ・ロス・オーダー(逆指値注文)を使い、ロスカットは最小限に抑える。
  3. 過剰な取引をしない、資金配分を守る。
  4. 利益を損失に変えない。含み益が出た後は、利益を減らさぬよう、逆指値を上げていく。
  5. トレンドには逆らわない。
  6. 迷った時は手仕舞い、ポジションを解消する。
  7. 値動きがあり売買が活発な銘柄(市場)で取引を行う。
  8. リスクを避けるため、分散投資する。資金の一極集中を避ける。
  9. 指値注文ではなく、全て成り行き注文で売買する。
  10. 根拠の無い理由では手仕舞いしない。
  11. 利益は蓄積し、一部は別口座に移し、緊急時に備える。
  12. 配当やわずかな利益目当てで売買しない。
  13. ナンピンをしない。ナンピンはトレーダーの最大の誤りである。
  14. 我慢できないというだけで相場から逃げない。
  15. 小さな儲けと大きな損は避ける。
  16. 建玉と同時に逆指値を行い、これをキャンセルしない。
  17. 極端に頻繁な売買は避ける。
  18. 買いだけでなく空売り(信用売り)も積極的に活用する。
  19. 値ごろ感に捉われない。安い(高い)という理由で買ってはならない。
  20. ピラミッティング(乗せ商い)のタイミングに注意する。
  21. 上昇相場で買い増す場合、上げるほどに小さな枚数で買い増していく。
  22. ある銘柄を買い建てしていて、その価格が下がり始めた時、これをヘッジしようとして別の銘柄を空売りしてはいけない。
  23. 明確な理由なしにポジションを変えない。明確なルールによる判断やトレンド変換などの明白な理由なしに手を引かない。
  24. 充分な利益を得た後は取引量を減らす。絶好調のときでも全資金を投入しない。
  25. 相場の天井(底)を闇雲に決め付けない。
  26. 他人の助言を鵜呑みにしない。自分で研究し、自分のルールを持つ。
  27. ロスカットした後は取引量を小さくする。もし3回連続で損を出した時には、元での10分の1のリスクに抑える。
  28. 間違えて入るのをさけるのと同じく、間違えて手仕舞うことも避ける。

個人的にはギャンは好きなんです。

元気出して行こう!
良い週末を。では。

週末雑感(2020/6/13)

2020-06-13 21:39:00 | 日記
日本株はSQを無事通過。
木曜日に大幅安が有ったものの、以前に比べて刹那的な投資家が減っている印象があるので大きく影響を受けた投資家は限定的であると感じています。

5年か10年前なら急落後のリターンマッチでぱんぱんに信用やオプションのポジションをとって1日の急落で投げさせられる投資家も多かったように感じますが、今はそれ程ではないでしょう。

ここが投資と投機の違いでしょうか?
日本語で言えば投資は資本を投じる。投機は機会に投じる。要は投機は時間にお金をベットすることなんでしょう。
時間にベットすると勝率は恐らく50%。その50%の勝率であってもリターンには大小がある。
50%の確率に賭けて、勝ち続けるのはなかなか難しい。結局は取引を止める最後の取引での勝ち負けが結果を左右することになるのでしょう。
最近は有名なデイトレーダーは別として、デイトレーダーの成功話が減ってきた気がします。
それだけ難しい世界なんですかねぇ。

一方、投資とは単に資本を投じるという作業ですから環境を確認し、買う・売る・休むが自由自在です。
個人投資家の最大のアドバンテージは休むことができると言う事。判んなければ休めば良い。
機関投資家は最低限の運用比率が決められているので、株式を売りっぱなしにする事は出来ません。
買いたくなくても買わなければならない時もあるのです。



↑第一商品さんのHPからNYダウ先物の建玉推移です。


個人投資家の最大のアドバンテージを使わない理由はありません。
行けると思った時に行動すれば良いのです。

さて、米国も日本もコロナを株式の中では克服しつつあると思います。
業績が悪いのは判っている。だから、株価が下げるか。そんな時もあるでしょう。
でも、最も怖いのは如何なるか判らない時でしょう。
コロナだって姿が見えてしまえば対処の仕様はある。判らないから怖くてリスク資産を売ったのです。
見えているものは怖くない。
今は、見えていない時に怖くて売ったポジションが巻き戻して高値を買いに行くのです。
今度は売ったポジションが如何なるか判らなくて、怖くて買い戻すのです。
これが見えるまでは暫く上を見て良いように思います。

なぜか投機の話に成ってしまいました。
でも、環境はGOODです。

元気出していこう!

週末雑感(2020/6/5)

2020-06-05 22:44:00 | 日記
現在6月4日22時です。
先ほど米国雇用統計が発表。
【経済指標】
・米・5月非農業部門雇用者数:+250.9万人(予想:-750.0万人、4月:−2068.7万人←-2053.7万人)
・米・5月平均時給:前年比+6.7%(予想:+8.5%、4月:+8.0%←+7.9%)
・米・5月失業率:13.3%(予想:19.5%、4月:14.7%)

驚きの数字でした。
非農業部門雇用者数がマイナス750万人の予想が一転、プラス250万人。
失業率が19.5%予想が13.3%。

悪化する予想が実は回復していた。さぁーAIの出番です。良い数字が出たらロングしてください。
と思うかもしれませんが、これ以上の変化率が出ることはあり得ないでしょう。
いったん、ショート勢が踏んで高値を付けるでしょうがそうは簡単に追随するのは難しいでしょう。
来週は多少ポジションを落としていつでも買えるように体制を作るのが良いのではないだろうか。

来週末は日本株のSQで先物のショートが決済されるのでその数日前までは堅調で、その後は横ばいとなり過熱感を解消する展開を予想する。
米国は再来週の金曜日の終値でトリプルウィッチングがある。ここがポイントか?
ちなみにトリプルウィッチングは指数先物・オプション・個別株オプションの3つの商品の決済があり、その時には三人の魔女が舞い降りると言われているからウィッチング。

ここで大分ヤラレを回復できたところが多いのではないか?
このマーケットでショート振っていたとこは気が狂うかも。

果たしてバフェットはここを買っているのか?アナリストは弱気を言っているところも多かったと思う。
アナリストはマスクを付けて街に出ていくべきじゃない?
思い込みが過ぎるように思う。机上では経済は語れない。

経済は経世済民の略でしょ。だから、世をおさめ・民をすくうんです。鉛筆やボールペンでは世の中は判らない。
コロナでダメージを受けた方たちだって、ヤラレで下向いている方たちばかりじゃない。
再生に向かっている感じがする。

だから、いったんポジションを落としても一呼吸入れたらフルインベストメントで良いんじゃないかな。

元気を出して行こう!