かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2023/10/29)

2023-10-29 09:34:00 | 日記


今週は31000円を真ん中に弱含みの展開。
今年は6/19に高値をつけているので信用取引の6ヶ月の期日が近づいている関係上、需給は良くない。
通常6ヶ月持ち切る投資家さんばかりではないので3ヶ月から4ヶ月目には損切りするケースは多い。
利益が出ている場合はそれほど長く保有する方は居ないので、6月に建てて現在保有している方はほぼ負け組。
どのみちここから損切りしなければならない筈なので、この方々が投げ切らないと需給は改善しない。

米国ではファンドの決算が11月には多いので、この影響も大きいということは前回前々回に書いた通りです。
その上、やはりマグニフィシェント7以外は今年はほぼ良いところなしだった銘柄ばかりなので損だしも多そう。

ここは耐えるか?切るか?の選択を迫られるところではある。

外国人投資家が6割を占める日本株にも影響は当然ある。




今週は米国の3QのGDPが発表があり結果は+4.9%
だいぶ予想を上振れしているが、マーケットではそれほど懸念が出ている感じはしないが米金利にはジワリ影響を与えるかもしれない。
10年金利が5%に乗せて目先の達成感があるのは事実だろうと思うが、これが二度三度と5%をつけてくるとこれに目が慣れて普通になってくる可能性がある。そうなると、5.5%をターゲットにしようという動きは当然出てくることは想像できる。

とすれば目先は短期の乱戦になるのかな?
日本株は東証グロースがメタメタで投資家さんの懐事情が良くないことも踏まえ負けたら早めに降りることを心がける必要がある。

第一に考えるのは大穴を開けないことに尽きると思います。
10%負けると100→90(-10%) これを100に戻すには+11%必要です。
20%なら100→80(-20%) こうなると+25%必要になる。25%利益を上げられる銘柄はそう多くはない。
30%なら100→70(-30%) これは同じく100➗70=1.428  43%が必要。
40%なら100→60(-40%) 同じく100➗60=1.66   66% が必要。

こうなるとリターンマッチは出来にくい。下落率をそのまま取り返しても元には戻らない。
その点を踏まえて、負けは認めてやり直す方はいいと思います。
100%勝つつもりでガチホするなんて夢見ている投資家は他の人のエサになるだけですから。
8勝7敗で勝ち越すコトを目指すべきと思っています。
相撲で言えば15勝全勝優勝できる横綱もたまにはいるには居ますが、
大きく負け越さず長い間幕内に留まるお相撲さんは実は凄いことです。
そんな投資をして頂きたいと思います。

元気出して行こう!




週末雑感(2023/10/21)

2023-10-21 09:38:00 | 日記
今週、米国株は大幅下落して終わる。
昨日、20日は米国のウィッチングがあり下げを加速させたと考える。

また、米国10年金利が5%に瞬間乗せた。日本時間の朝 モーサテの中で速報として報道されたので現地の木曜日の時間外かもしれないが曲がりなりにも5%は付けた。ここから一段と上昇するのか?それはわからない。ただ、FRBは次の利上げには後ろ向きの感じがする。であるから、政策的にはこれ以上の金利上昇は望んでいる訳では無さそうだ。
しかし、年末に向かって保有債券の評価損が嵩み損出しをせざるを得ない金融機関やファンドがあるだろう事は想像に難くない。QE(量的緩和)を行っていればその売り物を消化することは容易いが、QT(量的引締)下では買い手が限定される。その結果、金利がオーバーシュートする可能性もある。

金利にしろ株式にしろ見通しとしてコンセンサスとしてある数字は一旦は付けなければならない。先週金利は5%に乗らなければ終わらないと書いた通りだ。あと、ニュースでは言われていないがヘッジファンドでも、AIに集中ベットしたファンドか債券ショートのファンドくらいしか好成績になっているのは無いのではないか?(データを持ってないので、ほぼ当てずっぽですが(^^;;)
その解約売りにその見合いの益だしなど需給はちょっとキツイかもしれない。







日経平均は週末朝の先物は31000円。直近の安値は30400円台がザラ場にあったのでその辺は意識されるだろう。
ただ、30000円を割れるイメージはあまりない。あるとすればイスラエルの情勢の悪化によるリスクオフかな?
それを前提にすれば、ウィッチングが終わり米国株のプットが消滅していれば積極的に売っていく投資家より消極的売り手の方が多そうだから、大きくは突っ込まないはず。
だからこそ、来週は仕込みのチャンスと考えて良いと思う。

それにしても、米国は食欲バリバリの若者みたいな国だね。金利が高くても物価が高くても消費がなかなか減らない。
日本なんか脂っこいもの食べるとすぐ胸焼けするオヤジみたいだね。
そんな米国が羨ましくも感じるけど、日本は日本のスタンスで一歩ずつ進めば良いよね。

元気出して行こう!



週末雑感(2023/10/14)

2023-10-14 22:30:00 | 日記
今週の日本株はオプションのSQがあったため木曜日にコールの相手となった業者のヘッジで先物が買われただけで中身は無かったかな?という印象。
金曜日はSQが終わってお役御免となった先物が売られ直して終了。
その後の夜間取引はその流れを引き継ぎ、もう一段売り物で31880円で終わる。




今週内の指標では米国CPIの発表があった。

コアCPIは前月比0.3%上昇-市場予想も0.3%上昇8月も0.3%上昇だった
前年同月比では4.1%上昇-2021年以来の低い伸び 8月は4.3%上昇
総合CPIは前月比0.4%上昇-市場予想は0.3%上昇 
前年同月比では3.7%上昇-市場予想3.6%上昇 8月は3.7

感想としては米国の物価は抑えられつつあり、次回のFOMCでは利上げは無さそう。
イスラエルの問題で原油価格が上昇したため来月のCPIが如何なるかですが、この動きが継続されれば転換期は近いと考えられる。

ただ、米国内でも生成AI以外でリードするテーマがなかなか絞りづらいのでフラフラした動きになるかもしれない。
あとは以前書いたヘッジファンドの45日ルール。
米国は12月決算が多いが、クリスマス休暇があるので11月決算にするファンドが多い。その45日前が10月15日。ここまでに解約申し入れがあれば、ファンドはそこから換金する。そのためマーケットが荒れることがある。
今年は生成AI関連の7銘柄(マグニフィセント7ー荒野の7銘柄)以外はパッとしない銘柄も多かったため、損だしのための解約もあるかもしれない。
この辺の報道が出るかにより動きは違ってくるかも。

ただ、期間限定であり経済が悪化して売られるわけではないと考えられるため、年末はそれほど悪いマーケットにはならなさそう。

来週から月末までは短期の投資家でなければ数回のタイミングでエントリーするにはいい時期だと思います。

元気出して行こう!



週末雑感(2023/10/8)

2023-10-08 10:17:00 | 日記

金曜日は雇用統計の発表があり、雇用関連指標の発表ウィークが終わる。


9月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比336000人増加 

エコノミスト予想の中央値は17万人増 前月は227000人増(速報値187000人増)に上方修正


家計調査に基づく9月の失業率は3.8%-前月から変わらず 市場予想は3.7


米国株は雇用統計発表前後で下げてはじまり、戻って終わった。

雇用統計の内容は強い数字で更なる利上げを正当化させるものであったと思う。

期間10年の米国債は4.88%をつけた。この流れの中では一度は5%台を付けないと止まらない方向になって来たように思う。

5%手前でピークを打つとすれば次回以降のFOMCで利上げ打ち止め感が出なければならないが、今回の雇用統計の数字を見ればその感じはない。

米国政府が金利のピークを考えているとも思えない。来年は大統領選挙があり、景気を落とすこととインフレを天秤に掛ければ選挙のためには景気をスローダウンさせる政策を打ちづらいのは確かだろう。

そうだとすれば、長期金利が5%に乗るコトを前提に戦略を組んだ方が良さそうだ。


さて日本株は日経平均の高値33634円から安値30487円まで調整。約10%調整して200日移動平均線をサポートにして止まった気配がある。

Bloombergの記事では三空に向かえの記事が出ていた。

チャートだけ引用すると




明確な三空とは思っていなかったのですが、意識が向かうかもしれない。


水準としてはいい所まで来たと思えるが、ここからからは外国人次第でしょうか?

為替が今年は円安になっておりドル建てで考えると運用成績の足を引っ張っている。




円ベースの成果に対してドルベースの成績が悪すぎる。
これで外国人が日本株の保有金額を減じる事となればここでは止まらない。
10月1週の数字はわからないのですが、9月は外国人の売却が多かった。





これを決めるのはドル円の相場になるかな?




円金利を上げればドル高は止まり、外国人が売却する要因が減るが
円高は現時点では日本株の低下要因になる。

上にも下にも確信が持てないところを見ると、BOXゾーン形成かな?
良くわかりません(^^;;

元気出して行こう!