かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2024/4/28)

2024-04-28 18:03:00 | 日記





日本のゴールデンウィークに向けて、例年ならマーケットしっかりというのがパターンですが今年は波乱含みとなっています。
今月はtslaが連続安、metaが決算見通しで大幅安。一方、msftとGoogleは決算で上昇となった。
まさに「波高きは天底の兆し」ということだろうか?

それは天?底?どちらにも見える感じですが年初から楽観すぎた見通しで株を買い上がった為に需給が悪くなったということなんだろうと思います。
米国の利下げの見通しには違和感が元々あり、このページでも10年金利は4.3%が妥当と言ってきたが金利の急低下後のリバウンドも相当大きくなった。それでも4.66%は行き過ぎ感はある。
そもそも米国の消費が強く、なかなか減速しない。
これは資産価格の上昇による効果も大きいのではなかろうか?米国民の手元には株高によりキャッシュがあるということだろう。
金利が5%を超えるような見通しが出てこなければ、次第に需給は改善されて株価も落ち着いてくるように思う。

一方、日本株は半導体一本槍のような状況から割安株に物色が移ってくれば連休明けは変化が出てくるとは思う。
このところ新Nisaで買った投信を投げている投資家さんもいると報道されていたようだ。
ここでしっかりholdできる投資家さんが増えてくれば、改めて4万円超えは近々あると思っていますがここで懲りてしまったらバブルが弾けた時と一緒で株は怖いものという印象が増えてしまう。
正念場に来ているように思います。全ての人が儲かるなんてマーケットの世界ではあり得ないけれど、保有期間が長くなれば勝率は上がりやすい。それをどれだけ周知できるかにかかっているんだろう。

チャートは日本株もNasdaqも100日移動平均線を下回りリバウンド。この水準をkeepできれば大きく落ちることはないと思っています。そして半月程度は100日線と50日線のBOXとなるのではないだろうか?

あと日本株はドル円為替に介入が入るのか?によるだろう。
個人的には介入があっても小さい規模ならその瞬間だけかもしれないと思っている。
果たして大きな介入なんて日銀に出来るのか?
介入するならその規模はどうなる?
日銀介入で円安が止まらなければもう打てる手は限られるのでそう簡単ではないんじゃない?
ちょっと読みづらいですね。

さて、最後にpceデフレーターの数字を載せておきます。






来週は落ち着かないかもしれないけど
元気出して行こう!


週末雑感(2024/4/21)

2024-04-21 19:25:07 | 日記

結構大きい下落が来ました。と言っても驚くほどのことは無いのですが、マーケットは無防備でした。

2月21日にNVDAの決算発表があった時、上記報道がありましたが違和感は多分にありました。

ただ悲しいかな世界中の投資家がNVDAを追いかけるしか策は有りませんでした。NVDAのポジションを落として株価上昇がすればファンドマネージャーは職を失います。これは2000年初頭のネットバブルの時と同じです。銘柄が変わっただけです。

しかし、収益が追い付いていない株価上昇ではないと思われるため調整は比較的短いと思います。

上記はsox指数。100日移動平均を下抜けました。NASDAQも日経平均も同じようなチャートになっていますが、トレンドが目先崩れているので200日線までの調整は有るかもしれないですね。このタイミングでどれほど買えるのかが今後の手の内の状況を変えるように思います。

↑NASDAQ総合

↑日経平均

日本株は36000円近辺の横ばいとなっていたZONEで止まるとは思いますが、やはり投げるべきところが投げないと下げ止まらないのでしょう。

これは相場があるところの「あるある」でしょう。決まって投げる投資家さんが居てこそ反転します。

でも、今回の上げ相場のなかではそういう投資家さんが買っていたのかも判らないくらいでしたからどうなるのか?

需給の改善には必要なことですから仕方ありません。

アフリカのサバンナにいるライオンがシマウマを襲うようなものかな?例えは悪いですが食物連鎖です。

 

元気出して行こう!


週末雑感(2024/4/13)

2024-04-13 21:44:42 | 日記

今週末はオプションのSQ。

今月はそれほど大きな変化が有る訳ではなかった。

先週書いた通りインデックスはほぼ横ばいの狭いBOXでの動きとなった。

そんな中で米国金利は4.5%に乗せてくることとなった。

これまで年初ごろから米国金利は4.3%が適正なのではと書いたが4.5%は行き過ぎの感は有る。

マーケットは勝手に今年の利下げの回数を予想して勝手に株価を上げて、勝手に見通しが違うとのことで株価は落ちた。

とはいっても、想定の範囲内であるので大きくクラッシュするとも思ってはいない。

 

ただ先週、防衛産業について書いたが世界は中東情勢にはセンシティブになっている。

産油国にとってはイランが勝手に動いてオイルの価格を上げてくれるのは陰ではガッツポーズをしているかもしれない。

しかし、ペルシャ湾での戦闘はオイルの輸出に実害が出て来るので牽制することになると思う。

イランにとっても核保有国としての一定のプレゼンスが有れば米国にも欧州にも発言力が生まれ、経済制裁の解除に向けて動き出すことが出来るためそれ以上の大きなコストを払ってまで戦争に突き進むものではないだろう。ただ、戦争にはならないにしても戦闘は行われ、その解決の落としどころを探るという方向に進むのではないかと思われる。

結果として、リスクオフで株式は来週前半は不安定になると考える。

 

ただ、最近のリスクオフで株が売られるのは有るにしても、通貨はリスクオフで買われるのはUSDになるのではないか?

以前なら資金調達通貨である円はリスクオフのたびに買われた。現状、資金調達通貨は果たして円なのか?人民元だと言われているところもある。中国のマーケットに流動性があり・取引の自由度が高ければ今後の資金調達通貨は人民元になるかもしれない。これは20年前の日本の姿そのままだからだ。バブル崩壊→景気悪化→デフレ進行→金利低下となるならばそれもありうる。でも、中国は今そこまでは行っていない。デフレの傾向が出てきた程度だ。

そうならば、USDはリスクオフでもUSDが売られるわけで無いように思う。世界にばらまかれたドルをFRBが回収しているとすれば世界はUSDを手元で保持したいというインセンティブは働くだろう。世界各国、経済政策が平準化している中で欧州も日本もコロナ禍でばらまかれた通貨を回収する政策にはなっていない。米国が経済状況では最も順調であると言っていい中ではドルを買うしかない。今週のCPIでも示された。この流れはそう簡単に変えられない。

日銀がいくら介入してもこの流れを介入だけで変えるには無理がある。→とすれば日銀は簡単に介入できない。ムダ金になるからだ。これまでのドル買い介入の資金の利益確定と言う言い訳が出来るなら介入で利確するかもしれないが・・・

結局、ドルショートのFX勢は投げさせられるかもしれない。

さて、日本株は25日線が39,700円。プラスマイナス1σは700円なので下は39,000円。週末の先物の夜間取引は38,850円なので週初は多少下回るかもしれないが引けてみれば39,000円台で終わるという感じではないでしょうか?

あとは、PBR0.5倍程度の地銀ではないバリュー株が見直されるかもしれないなとは思っています。

ただし、いつ動くかわからない株たちなので持ち続けられない投資家さんには合わないかもしれませんね(-_-;)

動かない時に拾うにはいいタイミングなのだろうと思います。

 

元気出して行こう!


週末雑感(2024/4/7)

2024-04-07 10:39:23 | 日記

世の中 桜の開花の時期になってきました。

新しい生活が始まってきた人もいるでしょう。

1990年に証券界に入り、35回目の桜の季節です。

何か新し事がしたいと思っていながらズルズルここまで来たという感でしょうか。(-_-;)

 

さて今週は日本では新年度の始まりで、株は売りから入るところが多かったようです。

ファンドマネージャーは年間の成績で翌年のサラリーや仕事が決まってしまうので新年早々に利益が欲しいのは判る。

年度末に損出しをしたとしても含み益は簿価は変わらない筈なので売りから入って年間の何分の一でも利益を確保して、1年を始めたいのは気持ちとしても解かる。だから、例年のとおり年初は売ってから始めるという事でしょう。

特に2024年に入ってからの上昇は大きかったので売却→手垢のついていない銘柄へのシフトなんて考えますが、意外と手垢のついてない銘柄なんて無いのも現実です。

本当ならグロース250銘柄に行きたい感じなのでしょうが、日本には本当の意味でのグロース株が無い感じがします。

何年損失を垂れ流しているんだという銘柄も多く、新株予約権を発行して増資で資金を集めることを繰り返す企業の数々。本業が株券印刷業みたいな上場企業も多い。まともに銀行から相手にされず、かといって公募増資も出来ない上場企業。

東証はもうお腹いっぱいに資金有りますと言う所はMBOで退場するのに、デットで資金取れないところは怪しげなハコとなり上場廃止もせずに生き残り時折デイトレーダーのおもちゃとなって急騰するがすぐ元に戻ってしまい、その間に新株予約権(ワラント)を持っているとこだけが何割かを抜く。それで良いのか?アンジェス?みたいな企業があまりにも多い。

やはり、もう少し企業が成熟してから上場した方が良いと思う。それ前の段階で資金化したいだけならM&Aでどこかの旦那衆にでも買ってもらった方が健全な経済だと思う。株券印刷業みたいな企業は取引所のリソースも食いがちだから有利発行のワラントとか株式のファイナンス回数の制限をした方が良いんじゃない?1回や2回はやむにやまれてそんなファイナンスをしなければならない企業は有るでしょう。

しかし、20数回とか30回目の発行とか市場を舐めているとしか思えない。あなたたちの企業は経済にも日本にも世界にも全く貢献していない。ヒモ企業だよね。そんなのに関わっている暇なんて日本経済には無いと思うんだけど如何でしょう?

 

まあ、言いたいこと言ったから少しすっきりした。

さて、日本株は今年前半の上昇から調整局面。そろそろ投げなければならない投資家に投げてもらう時期に来ているかも。

結局、4万円で買って→幾らで売りたいんだ?というイメージが湧かない。そうだとすれば4万円以上で本来買うような投資家さんたちが将来の需要の先食いをした可能性がある。そうならば、調整期間はある程度長くなる?

生成AIなんて3年分くらいの先食いした感が有るので、新しい技術の芽が出て来るまでは大幅に居所を変えるには時間がかかる。

 

数年前のTSLAと今年のNDVAは少しダブルよね。時価総額が大きくなってファンドがこれ以上持たなくてもよくなってもNASDAQとかMSCIの指数に付いていくには持たなければならない状況。欲しくて買った時期は過ぎて、後ろ向きになって買っていたと見えた。

だから、調整は健全なのかもしれません。

1/26の安値35687円と3/22高値41087円の半値押しは38387円。

一目均衡表なら基準線になるのかな?日柄がもう少しあるので日足だと基準線は割れて先行スパンの雲になっているかもしれませんが、この辺までの調整は普通に健全だと思います。ただ、あまり25日線から下には乖離して欲しくないとも思っています。

銘柄的には半導体買っちゃった。金融買いましたとなれば個人的には国防関連産業を長い目で追いたいかな。重工はど真ん中なのでそれ以外のチャートはあまり見えてないけど新明和とかアームとかダイキンとか安かったら買ってもいいかな?石川とか豊和工とか行ったらやりすぎ。それと原発関連。こちらもアームとか木村化工機。2008年とか大きな相場やってますがもう15年とか経ってますから変な売り物は出て来ないんじゃないですか?基本個別株は書かないつもりでいますから株価はほとんど見ずに言ってるだけです。自分で研究してくださいね。

 

最後、雇用統計。

 

まだ判断付かないけど、数字はちゃぶついている感じがします。

 

元気出して行こう!