かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

11月29日のマーケットから(20:00記/nk 22262)

2018-11-29 19:40:24 | 日記




朝起きたら、世界が変わっていた。そんな朝でした。
以下bloomberg からコメント引用

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金利とバリュエーションの両面から株式強気派を後押しする発言を行ったことから、28日の米株式相場は一段高となった。ただ、これが投資家を2カ月間悩ませてきたボラティリティーに終止符を打つのか、ウォール街では見方が分かれている。

  10月に金融政策について「中立まで長い道のりがある」と警告していたパウエル議長は28日、エコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークでの講演で、政策金利は中立のレンジを「わずかに下回る」との認識を示した。さらに、「バリュエーションが標準的なベンチマークをはるかに上回っているような」主要な資産クラスは見当たらないとも述べた。

  トレーダーやストラテジスト、エコノミストの分析は以下の通り。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのシニアグローバル市場ストラテジストのサミーア・サマナ氏

金利は中立レンジまで「長い道のりがある」から、中立を「わずかに下回る」という表現に変化したのは180度の方向転換に近い。現在見られるリスクはどれも、S&P500種株価指数が2950をうかがう展開だった2カ月前にもあった。相場が10%下落して市場関係者はこれらの懸念を軽視しなくなり、「悪材料になるだろう」と言い出した。これらのリスクが市場に好ましい形で自然に解決する方法は多く、今日の動きもFedリスクが解決したとみられる好例だ。

B・ライリーFBRのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏

2つの大きな逆風は、対中貿易と米金融当局がデータに影響されずにやみくもに利上げを推進することを巡る懸念だ。これらの逆風の1つが取り除かれることは相場底入れプロセスの極めて重要な部分だ。

ロバート・W・ベアードの機関投資家向け株式セールストレーダー兼マネジングディレクター、マイケル・アントネリ氏

FRB議長が中立に近いと述べれば、投資家は最も売り込まれた銘柄に押し寄せるだろう。ハイテク株については、何年も見たことのないバリュエーションに下落した銘柄も一部ある。市場は議長発言の意味を理解して金融当局にとっての最終的な金利の到達点を見極める必要がある。市場はそれが従来の想定よりも低いことを織り込む。

パシフィック・ライフ・ファンド・アドバイザーズのアセットアロケーション責任者、マックス・ゴクマン氏

中立を「わずかに下回る」という発言を株式市場は本当に好感した(債券利回りやドルの市場では嫌気された)。先月の議長発言に比べてかなりハト派に転じたと受け止められた。パウエル議長が中期的な株式市場のボラティリティーやトランプ大統領からの批判に左右されるという考え方に私ならくぎを刺す。実際、利上げの効果が経済全般に浸透するには少なくとも1年かかるとのパウエル議長の見解は最近の株価動向の責任は米金融当局にあるとの見方を否定する意図があったかもしれない。(引用終わり)


チョット楽しすぎかな?ここからコメント書きます。
実際、パウエルというよりFRBの変わり身の速さと言うかマーケットに対する対応力は流石にすごいなと思いました。

金利の上昇が景気を下押しさせる懸念を感じ取ったのだろうが、朝令暮改に近い対応は日銀ではなかなかでき無さそうだ。
米国の信用取引の残高が見えないので、はっきりはしないけれど相当数のカラ売りを飲み込んでいると思われる銘柄が一斉に反発してきた。これで年末商戦も安泰になるのではないか?株や投信を保有している投資家からすれば、株価が落ちれば購買意欲が削がれることは理解できる。それを懸念したのと想像する。

対して東京株式は主体的に国内投資家がリードしていないから、こういう時の反発力が弱い。もっと日本人が自国株を買っていたら今日の反発もこんなものじゃなかった筈だ。

チャートからは今日は陽線で終わって欲しかった。今日、陽線なら一目均衡表の最高の底入れパターンだったのだけど引けでダレたのは失望した。これでは、1月の相場の動きから一旦下向きになるかもしれない。最終的には24000円を越すとは思っているのですが、一昨日のブログで書いた④の上昇から⑤の下落局面に行くかもしれない。それでも21800円は割らないとは思います。小幅調整が有っても23300円まで戻る⑥に直ぐに移行すると思っています。

本当は今日は大きな陽線を出して一気に23000円を目指して欲しかった。ここが米国と日本の違いかな?
それとも欲張りと言われるかな?でも、雰囲気が変わっただけでも良かったと思っています。では。

11月27日のマーケットから(22:00記/nk 21952)

2018-11-27 21:36:55 | 日記






本日3日続伸。引け前に22000円乗せがありましたが、引けは小幅ダレてチャートは陰線となった。

昨日、データを持って帰るのを忘れたのでもう一度1月と今月の類似性を書きます。

1月:①-13.1%②+7.4%③-7.0%④+4.9%⑤-7.3%
⑥+13.2%と推移して⑤の安値20347円から⑥の高値23050円を付ける。

10月からの下げ局面は
①-14.2%②+7.6%③-5.9%④現在はこの局面で1月と同率なら22283円となる⑤そこから同率下げると20656円⑥そこから同率上げると23382円となる。

米国の状況が異なるので少々乱暴ですが、
個人的には最も重視している失業率が昨年12月は日本2.7%,米国4.1%から今年9月は日本2.3%,米国3.7%とともに低下している現状から暫くは景気停滞は無いのではと考えておりますので、歴史が繰り返す可能性も高いのではないかと考えます。

そう仮定すると、もう一度下げる場面はあるかもしれません。その時はフルインベストメントで行くべきだろうと思います。

11月26日のマーケットから(19:50記/nk 21812)

2018-11-26 19:18:14 | 日記




やっと朝が来たかもしれません。感謝祭明けの消費もそれほど悪くないのでしょう。日経平均はこれまでポイントと主張してきた21800円を回復した。

また、今日の日経平均は酒田五法で言うところの赤三平が出現した。


「株チャート分析と個人投資家の心理学」HPから以下引用します。


陽線のローソク足が連続したものを酒田五法では赤三兵と呼びます。

上値および下値とも切り上げるジリ高で、大きな上げ相場の初期の段階をさします。ただし、赤三兵でも高値圏で出現し、上ヒゲをひいてきたのは「赤三兵先詰まり」とされ上伸力が鈍いことを示します。

下値をそれぞれ切り上げ、上値をそれぞれ切り上げて上昇している状態を示しています。売り方は、「そろそろ買い戻さないといけない」となるでしょうし、一方の慎重な投資家は、「そろそろ買ってみようか」という心理状態が予想されるので上昇の予兆つまり、買いサインということになるわけです。

ただし、高値圏や十分上昇した後の赤三兵は、上げ過ぎているとも読み取れるため、天井が近いことを意味します。

赤三兵が買いサインとして有効なのは、保ち合い期間あるいは、下値(下落時)ということになります。
(ここまで引用)


チャートなんて所詮ファンダメンタルズを無視したものだけど、歴史は繰り返されるので有効性はある。

あとは今晩のニューヨーク次第だけれど、ブラックフライデーの結果が報道される筈なのでその結果によってニューヨークも吹っ切れるかもしれない。


前から言っていますが、1月と現在は相似性があると考えていますから12月の終わり辺りには23200円程度を見ているかもしれません。

場中、これを計算していたのですが退社時にデータを持ってくるのを忘れたので、ここでは詳細は書けません。
確か1月は安値から1回目の高値まで13%戻っていましたから、今回も強ち嘘とも思えません。


話変わって、消費増税とポイント還元について一部では2%増税・5%還元は実効性が乏しいとの指摘もあり、めんどくさいから増税も辞めちゃえって主張もある。

そうならば、総選挙が必要だとの声もありこの件が広まれば相場には追い風が吹くかもしれない。確率的には無さそうだけど、大阪万博も決まり経済効果も2兆円程度あるとの話でこの流れを消費増税で止めてしまうのも勿体ない。増税は万博終了後に景気が拡大しているところで執行するのが一番いいのだけど。

政府や官僚にも商売人の感覚があれば、ここまでデフレを引っ張らなかったと思うのは自分だけ?

先ずは22000円に乗せて、値固めすることを期待したい。では。

11月22日のマーケットから(19:50記/nk 21645)

2018-11-22 18:26:14 | 日記




やはり変化の芽は出てきたのか?
売られにくくなっている印象。

相変わらずアメリカはザラ場しっかり引けダレるのを繰り返しているけれど、悪材料に反応しにくくなっているとは思う。

今日の話題は日銀のETFの買い付けが前場株価が下げていないにもかかわらず、買付が入った事。
12月の政策決定会合でETFの買付限度額が引き上げられるのではないかという思惑があるらしい。

そもそも、日銀の買い付けは株価を押し上げることを意図しているわけではなく、資金供給の手段として行われる事を建前としている。
そうならば、日銀の資金供給は国債を買うことにより行われる必要はない。買付した資産が日銀のバランスシートに載るときに見栄えがいいかどうかの問題だ。

また、日銀の出口戦略を云々する向きもあるが債券は償還があるが株式には無いのであるから未来永劫日銀が持っていても良い筈だ。日銀は資金を借りて株を買っているわけではなく日銀の金庫にある紙幣で買っているわけだから金利がかかるものでもない。その上、平均配当利回りが2%あるならその受入配当は国庫に還元される。
つまり、0.1%の長期国債を買うよりも余程良い運用になっている。

この前提に立てば、日銀は国債の金利が上昇して利回りが株式の配当利回りを超えるような時に国債に振り替えれば良いだけで単純に売却する必要は無い。国内経済がインフレになれば当然に株価は上昇する筈だからインフレヘッジにもなる。というか日銀はインフレを起こしたいのだから政策の目標が達成されることになり、その時はめでたしめでたしという事だ。そして、同時に国債売却及び株式売却すれば過度なインフレを抑える資金回収になる。結構いいオペレーションのお手段なんではないか?

もう少しこの話題が市場に広がるといいな!
決して悪材料にはならない。
ただ、この話を書くと頭がこんがらかるからこのくらいにします。(因みにこんがらかるは方言かなぁ?)

さあ3連休ですし、米国も休み!ゆっくり寝よう!

11月21日のマーケットから(19:50記/nk 21507)

2018-11-21 19:25:07 | 日記





今日の東京は「良く頑張りました!」と言えるかな?
海外が荒れていた割には後場はしっかり。プラスで引けるのではと思えるほどでした。

米国の金利も落ち着いているし、VIX指数もそれほど上がっている訳でもない。まあ、VIXはオプションのプレミアムから算出している訳だから株価が高値圏で権利行使価格が低いプットオプションが急騰した時にはVIXも急騰するのだけれど、株価がここまで調整したらそれより大幅に下のプットで勝負するところも少なくなるんじゃない?ここからはFRBの金利に対する考え方次第なのだろう。インフレ怖いでデフレにしたら元も子もない。インフレよりデフレの方が対処は難しく時間もコストもかかる。基本的に基軸通貨でインフレなんて起きにくいはずなのだ。インフレは自国通貨が下げて、輸入物価が上がるからこそ起こるものであり、先進国は自国でモノを供給できるのだからインフレはコントロールできる。特にアメリカは自国でオイルを産出しているし、輸入品は価格が低いものが多いからインフレなんてなりにくい。本来は日本の方がインフレになり易いはずなんだけど。

だから、金利は抑えられる。加えて、ITの恩恵でコストが下がっているから尚更だ。

それでも、通貨当局は過去のインフレの亡霊が取り付いているから過度なオペレーションをしてしまう。意外とパウエルなんて何も判ってないかもしれないよね。


話は変わりますが、調整の値幅も日柄もいいとこに来た感じだけど杓子定規で20%調整するとベアマーケット入りなんてアナリストや記者は書き立てるけど、これも当たっているのかなぁ?投資家の機関化が進んで大きな玉を支配する投資家が増えている中ではあくまでも参考程度と考えてもいいんじゃないか?

カレンダーで明日はサンクスギビングだから、アメリカ人は買い物に行かなきゃならない( 笑 )から参加者は少なそうだけど、それが過ぎたら結構スッキリするのでは?今年は弾浴びてしまったところも多そうだからタックスセリングは出るかもしれないけど、年末は出直ると思っている。iPhone も新製品が出るといつも期待はずれなんて言われるけど毎回それなりには数出るから心配いらないんではないか?

ちょっと楽観過ぎかな。