週末雑感(2022/9/24)

何か世の中に流されているような一週間でしたね。

日本人にはインフレに対する感度が無くなっているのかもしれない。

30年間デフレできて、いざインフレと言っても世界の中での捉え方と全く異なっている。

デフレはほぼ日本だけのものだったので、デフレのデメリットは一国のみで受けてきた訳だが、インフレは世界的なものだ。確かに国内の品物の価格は上がっているが、家賃が上昇している感じがしないので日本はインフレの内に入らない感じがする。これはデフレを経験してきた国だからこそかもしれない

全くインフレの影響を日本が受けないということは無理だとは思うが、インフレの影響の小ささを考えれば、日本が真っ先にインフレの影響を脱出出来る国なのだろうとも思う。

このメリットを大きく活かしていけば、マーケットの先頭に立ちうるのではと期待はしている。

来週は結構マーケットは荒れるかもしれない。売り推奨のトレーダーも多い感じがする。そろそろ逆張りしたい気持ちが大きくなってきた。

レバレッジを掛けないで逆張りするなら、そのタイミングは近い。

元気出して行こう！

週末雑感(2022/9/19)

先週はCPIで大きく落ちる。

米国のtripleウィッチングを前にボラは高くなりそうとは考えていましたが、今考えれば楽観に過ぎたのでしょうか？

逆にその後の悲観も極端に思います。

米国のインフレはどうしても家賃などの不動産のウェートが大きいので、ボラが拡大しがちですね。一方、日本はほとんど家賃を上げられないシステムなのでインフレの数字としては大きくなりにくい。

来週というか今週はFOMCや日銀政策決定会合があるためその結果でどうなるか？

週末の20年債の入札の結果にあるように、悲観に偏っている感があるので意外と早い織り込みがあるように思っています。

なんか最近のマーケット関係者は刹那的すぎる感じがします。まあ、それが時代なのでしょうか。

元気出して行こう！

週末雑感（2022/9/11）

先週はドル円も、株式も大きな転換点に来たような気がします。
ドルは144円台後半まであって、週末のNYは142円台。
DOWはじり高に推移し、日経平均は28214円で終わる。

東京市場はメジャーSQでしたから、水曜日辺りから28000円のコールなどが締め上げられてSQを迎えた。
少しやりすぎ感があるので週中までは打ち返しが来るかもしれません。

一方、NYはさすがの出遅れ感と利上げの感覚がマヒしてきているような感じです。
0.75％の利上げが当たり前になってきている感じで、それは最早織り込み済みで悪材料にはならないのかも。
今週末はtripleウィッチングですからショート勢が締め上げられるのかもしれません。

土曜日においてはそんな感じで今週はそこまで強いとも思っていませんでしたが
週末のウクライナ情勢を見ていると、ロシア軍が敗走に次ぐ敗走。
食料も弾薬も戦車も装甲車も置いて逃げているようです。
それにしてもウクライナ軍の進撃は鮮やかでしたね。
三国志で戦に敗れて、食料を鹵獲している場面を思い出すとともに

今は関ヶ原の戦いに敗れた石田三成や本能寺の変から山崎の戦で敗れた明智光秀が大河ドラマなどで落ち武者狩りの餌食に
なっているような感じで、これからロシア軍が反転攻勢掛けるのは相当厳しい感じがします。

これで戦争の行方が終戦に近づくならば、マーケットはポジティブに反応する筈です。
youtubeを見ていたら、ロシア国内でも戦争反対の動きが出てきそうなことを言っているものもありました。
もしそうならば、プーチン失脚。→両手バンザイから新政権。→西側との関係改善の模索。→天然ガスと原油の供給→エネルギー価格の大幅下落。→
インフレ抑制。→金利低下
こんな流れが一気に来るかもしれません。（あまりそこまで期待はしてませんが・・・）

それでも、良い方向に行きつつあるように思います。

元気出して行こう！