週末、ニューヨークは持ち直した。
先週のtripleウィッチングで相当数のポジションが解消されたのかもしれない。
金利と景気の不透明感から見送られていたポジションは巻き戻されたのだろう。
週末の相場はロイターから引用
[24日 ロイター] - 米国株式市場は大幅続伸して終了した。景気減速の兆候や商品価格(コモディティ)価格の下落で、連邦準備理事会(FRB)が予想ほど積極的に利上げしない可能性があるとの見方が出ていることを背景に、広範な銘柄に買いが入った。
S&P総合500種が約3%上昇し、1日の上昇率としては2020年5月以来最大となったほか、S&Pの11業種全てが少なくとも1.5%上昇した。
FRBがインフレ対応に積極的な利上げを行う中、米経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念から株価が下落していたが、今週は持ち直していた。
米ミシガン大学がこの日に発表した6月の消費者信頼感指数(確報値)は50.0と、速報値の50.2から下方修正され、過去最低を更新した。
フェデラル・ファンド(FF)金利先物は現在、主要金利が来年3月までに3.5%近辺に上昇するとの見方を織り込む水準にある。先週は4%まで上昇するとの見方が織り込まれていた。(引用終わり)
目先は一番悪いところは過ぎたのか?
毎回ウイッィングで売られて、その後戻る。月末月初のポジション変更で揺さぶられてその後戻る。
同じことの繰り返しなので、そのままベットすればいいのだけど今回こそ違うと思うと毎月のルーティンのような相場に対応できない。悩ましい。
話は変わりますが、今思うと昨年は相場に買い安心感が充満していてリスク(別に損するというリスクではなく)に鈍感になっていたのは間違いない。業者たる立場で考えても、商売がし易かったのは事実であるし顧客の決断も早かった。
これに慣れきっていると、相当苦労するかもしれません。一つの商売をゲットし取引を完了するまでにそれ相応の段階を踏み、根回しを行い、数値を分析し、取引を行う。恐らく、これからは昨年の3倍くらいは手間暇かけて行うことになるでしょう。それが出来ないと営業員としてのスコアは昨年の数分の一程度になると思います。
逆に言えば、その他大勢の同業者を出し抜くチャンスでもあります。営業員とすれば真価が問われます。でも、そういう時期の方が楽しいと思います。
マーケットが良いときは何をやっても誰がやっても結果はある程度は同じ。それに引き換え、これからは勝つ奴は勝ち続けるし、負ける奴は徹底的に負ける。同じ銘柄を売買してもすっ高値で買い続けることになる人も居れば、安値を買える人も出て来る。どれだけ自分の考えを信じられるか?にかかってくる。こういう時はあまり人の言うことを聞かない方が良いのではと思っています。
そんなことを考えてた週末でした。
元気出して行こう!