押し目待ちに押し目なし。
正にその通りの相場つきです。前場安くても大幅安にならず、後場から戻す。ショートしている投資家にとってはイライラする相場です。後場もう一段下げたらケツ入れしようとしてしていても、その水準に行かない。銘柄の循環が効いているので、大きく割れない。そのうちに時間が経過する。そんな展開。
ドルもなんとなくの同じ様に見えます。110円以下でのショートは買い戻せていないと思われる。
シカゴの投機筋は大口玉はまだ10900枚の円ロングですが、大口小口合算では8964枚のドルロングに転換しています。データが11/22現在なのでもう少し変化していると思います。大口玉だけでドルロングになれば2万枚やそこらのポジションになるのは過去を見れば当然に思える。市場が変わったのだ。
為替はこのところ、ロンドン時間になると決まって円安になっている。ヘッジファンドじゃない気がする。ヘッジファンドはドル買い、米債売り、日本株買いのポジションだと聞くがこれはいつ反転しても可笑しくはないが年金資金が日本株買いで、円を売って為替ヘッジしているとすれば息の長い相場になる。
個別では三菱UFJの強さが異様である。いったん下に行くと思っていたが、買うチャンスが無い。大統領選挙から3週経過しているので600円を空売ったところは辛抱出来なくなりつつあると思う。出遅れ銘柄も一巡した様に見えるので、明日からは再びメガバンクで良いんじゃないか？売り方が高値をつけてくれる気がする。
高値を買ってより高値を売るつもりでいこう！
ヘッジファンドの解約売りだってもう無いぞ！