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君のこころはどう?[その13]

2013-01-30 08:26:38 | thought
えー、お題の「君のこころはどう?[その13]」です。

いろんなことを乗り越えたきっかけについて

私の命を救ったきっかけは、皮肉なことに、父のおかげだった

父は、酒を飲むと、恐ろしい人だったが、飲まない時は、おとなしく、
父は、父なりに子供に対して、何かを伝えようとしていたように思われた
(これも、いろんな事を経験した今だから分かったことだが)

父は、手塚治虫の漫画が好きだった

私は父の買ってきた「火の鳥」という漫画を読んで、今までの考え方(死のうとしていたこと)を
変えることになった

「火の鳥」の中で、若者が崖を登って、外の世界に出ようとしているシーンでのことだった
その若者が、力尽きて、諦めて、今にも崖から落ちて死んでしまうというところで、
火の鳥が「生きるのよ!」と若者を励ますところで、まるで火の鳥が私に訴えかけているような
錯覚を覚えた

ちょうど、何もかも嫌になっていた時だったから・・・

その漫画を読んだ日の夜、布団の中で、「人間は、必ず死ぬ。たかだか数十年の寿命しかない。
ほっといても、死んでしまうのなら、自分が何の為に生まれてきたのか分かるまで生きよう。」と
考えるようになった

また、「自分が死ぬ時は、自分の人生は面白かった、と思いながら逝きたい」と思うようにもなった

それ以来、自分から、「死のう」と思うことはやめた

人間って、強いようで弱いけれど、弱いようで強いと考えるようになった

以上が2001年夏時点での書き込みです。

私にとって、「火の鳥」は生きる為のバイブルになっています。
単行本で持っていたのですが、生活保護を受け始めた時に食費の為に
売ってしまいました。

これから、お金が稼げる様になったら、少しずつ揃えたいと思います。

その14へ続きます。

ではでは。

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