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70億人が幸せになる方法[その38]

2015-11-17 05:19:10 | thought
えー、お題の「70億人が幸せになる方法[その38]」です。

私は現在、精神病を患っています。病名は「うつ病」です。私自身、この病気になって、
初めて知ることが色々ありました。

まず、はじめに精神病に対する私の最初のイメージは、昔の「気狂い病」という、
とてもネガティブなイメージしかありませんでした。

人が人で無くなる、人格が変わってしまう、という、病気になること自体、考えられない、
精神病にかかると隔離されて一生病院から出られない、などそんな一般的な考えです。

未だに、日本では精神病は語ること自体、タブーとされています。
これは精神病という病気自体を正しく理解し、啓発する活動が積極的に行われてない、
という日本の現状に問題があると考えています。

私自身、うつ病に罹ってから、自分の病気について色々と調べました。
インターネットや本などを何冊も買って、うつ病とはなんなのか、
精神病とは一体どういうものなのか、どうすれば治す事が出来るのか、などなど、
色々と調べ、学びました。

まずは、私が罹患した「うつ病」についてです。
うつ病には大きく分けて2種類のパターンがあります。いわゆる私が罹っている、
うつ病は気分障害の一つで、気分が落ち込む、やる気が出ない、体がだるい、
夜眠れない、という症状が1週間以上続く状態になると、うつ病と診断されます。

私の場合、仕事の激務から、体と心にプレッシャーがかかり、体が疲れて、
夜眠れなくなり、眠れないから翌朝も気分が落ち込み、その状態で仕事をして、
効率が落ち、また気分が落ち込み、帰ってきて寝ようとしても、色々と考えてしまい、
寝られなくなり、また疲れた状態で仕事を続けるという悪循環を続けた結果、
うつ状態が継続するという、負の連鎖を断ち切ることが自分自身では出来なくなる、
そんな病気なのです。現在は入院や通院で正しい生活リズムを取り戻し、
薬を使えば、症状を改善することが出来ます。

もう一つは双極性うつ病と呼ばれる、いわゆる躁鬱病というもので、私の中で、
子供の頃の精神病とはこの躁鬱病を、イメージしていました。

気分が落ち込んだり、その逆に高揚したりを繰り返し、最終的には人格が崩壊する、
というイメージがありました。
そうなるには治療を受けないで、そのまま放置しておくとそうなるかも知れませんが、
正しい治療を受ければ、これも薬でコントロールすることが出来ます。

それ以外にも色んな精神病がありますが、すべての精神病のうち、かなりの種類は、
現在、正しく診断し、正しい治療を受ければ、症状は良くなります。

もう、これは高血圧や糖尿病などのいわゆる持病の一つとして、上手に付き合う事で、
コントロールが可能なのです。ただし、無理が出来ません。なので、私は自分自身、
やれる事を出来る範囲でやる、という事を続けています。

もし、精神病で悩んでいる方は、なるべく早く、精神科の門を叩く事をお勧めします。
どんな病気でもそうですが早期発見、早期治療が重要です。

特に精神病は、自分自身がそれを認めないという事から、悪化させる事が多いのです。
精神科が苦手なら、まずは心療内科を訪れてみてはいかがでしょうか。

ただ、心療内科では、いわゆる身体症状をメインに診る所が多く、本当の治療の意味で、
心療内科では手に負えない事があります。診断も結構正確でない場合もあります。

最近は精神科の病院でも心療内科を設けている所もありますので、
最低でもそのような病院の診察を受けてください。精神保健指定医の認定を受けた、
病院なら、心療内科を掲げていても正しい治療を受ける事が出来ます。

科学の進歩した現代では、精神科は脳神経関連の異常が精神疾患を起こすと、
解明されています。精神は心ですが、医学的には脳神経が精神を形作っていると、
考えられており、心とは体験の記憶から作られた脳記憶の事だと私は考えます。

なので、精神科は脳みそ関連の病気という認識でいいと思っています。
自分自身では認識できない方が多いので、自分以外の第三者の意見も、
真摯に聞く事が重要です。まぁ、精神病に罹っている本人はその認識がないので、
家族や兄弟にまずは相談してみるのもいいかも知れません。

ただし、これも原因が家族や兄弟にある場合もあり得るので、やはり精神科を受診が、
正しい事だと考えます。

[その39]に続きます。

ではでは。

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