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夢の扉2012/7/8

2012-07-09 06:01:52 | TV/Radio/Media
えー、お題の「夢の扉2012/7/8」ですが、これ昨日の放送で、
低温廃熱発電を行うというもので、今まで捨てられていた工場等の
65℃以上200℃以下の廃熱水等をエネルギー源として発電する
発電機を開発したというもので、アルバック理工社長の石井芳一さんに
密着取材していました。

 従来から、廃熱を使った発電は行われてきた。
しかし、200度以下のいわゆる“低温廃熱”は、効率よく
タービンを回すことができず、採算に合わないことから、
主に製鉄所や製紙工場など、高温の廃熱を利用した
大規模な発電しか手をつけられずにいた。

 この低温廃熱、理論上では温泉や町工場など、
日本中で出される200度以下の廃熱をすべて使えば、
全国4300万世帯の1年間の消費電力の、実に45%が
まかなえるという。

 もともと電電公社の研究者だった石井は、超伝導、
ハードディスクなど、最先端の発明に携わっていたが、
60歳で一念発起。
「残りの技術屋人生、“広く皆の役に立つ発明”を成し遂げたい」。

そして、熱分析機器、熱物性測定装置などを扱う、
アルバック理工の社長に迎えられた。だが、当時、
会社の経営はどん底状態・・。

そこで、自ら新たな道を切り開こうと、最も難易度が
高いとされる“低温廃熱発電”に挑んだのだった。

 目標は、一般家庭1軒分の一日の消費電力3キロワット。
“熱技術”をいかして、クリーンエネルギー分野を開拓し、
あらゆる場所に、一刻も早く低温発電装置を届けようと、
石井と社員の奮闘が日夜続く。

 “低コスト”で“小型”の低温廃熱発電機の実用化に向けて、
石井たちは、静岡の熱川温泉、そして、
鹿児島の焼酎工場へと飛んだ。

果たして、本当に“どこでも”電力は生まれるのか…?
日本の未来に明かりを灯す、石井の研究者魂と情熱に迫る。

ということで、TVでは実際に焼酎工場の廃温水を利用して、発電を
する事になり、廃温水を発電機に接続し、発電を開始、
しかし、全く発電をしないというトラブルが発生。

原因は廃温水の水圧が足りなかったという事で、急遽小型ポンプで
廃温水を送る事に。

すると、発電機が動きだし、最高3.5kwhの発電量を確保出来ました。

この技術は触媒にフロンを使う事と、発電機のタービンを別の物に変える事で
成功する事となりました。

その別の物ってところが今回の技術の肝なのです。

この低温廃熱発電機は今後、温泉地などでの活用が見込まれます。
もちろん、工場等も主要な顧客となり得ます。

なんか、ワクワクしますね。

ではでは。