えー、お題の「はじめてのBASIC」です。
高校入学祝いとして、パソコンを買ってもらった私は、まずはパソコンでゲームをしたくて、
パソコン雑誌のプログラムリストをパソコンに入力する事から始めました。
コンピューターはソフトウェアが無ければ、ただの箱です。
当時のパソコンはBASICという言語を使って、プログラミングする事によって、
はじめてソフトウェアが使えるのでした。
プログラミングは全くの初心者だった私が、はじめてプログラミングを覚えたのは、
ただただパソコンでゲームがやりたい、という動機だけでした。
当時、パソコンは「マイコン」と呼ばれていました。
マイコンとは、マイコンピューターの略とか、マイクロコンピューターの略とか言われていました。
私の持っていたマイコンは本体のエンブレムにしっかりとパーソナルコンピューターと刻印されていました。
でも、ユーザーはほぼマイコンと呼んでいました。
そのマイコンにBASIC言語で書かれたプログラムリストを入力するのがまた一苦労で、
まずはキーボードの使い方を覚える事から始まり、行番号を入力してスペースキーで1文字分スペースを入力し、
命令や定数、変数の定義を行い、1行の終わりにリターンキーを入力して、
ようやくプログラムの1行が入力出来るというものでした。
1行に入力出来る文字数も決まっており、その文字数を1文字でも超える場合、
エラーになってプログラムが動かないというものすごく使いにくいものでした。
今で言うエディターというアプリケーションもまずはBASICで作ってそれを実行する事で、
はじめてマシン語が入力出来るという、本当に初心者泣かせのシロモノでした。
そして、当時はフロッピーディスクがありませんでしたので、プログラムを外部記憶に保存しないと、
電源を切ったら、それまでの入力したものが消えてしまうのです。
当時の外部記憶はなんとオーディオカセットテープでした。
それをデータレコーダーというカセットデッキにパソコンをつないで録音する事で、
データを保存する事が出来たのです。
データ保存にもコツがあり、音声入力レベルが少しでも違うと、読み込めないという、
これまたとんでもないものでした。
とにかく、一つ何かをしようとすると、それをやるために覚える事が山の様にあって、
よほど根気がないと、パソコンでソフトウェアを動かす事が出来ないのでした。
かくいう私も、何度も挫折しそうになりながら、一つづつステップを進めて、自分のレベルを上げるのに必死でした。
なので、当時からパソコンをやっている人は、何かしらコンピューターに関わっていると思われます。
ただのユーザーがキーパンチャーでもあり、プログラマーでもあり、管理者でもあり、オペレーターでもあるのです。
本当にパソコンには苦労をさせられています。
それは未だに続いています。
それでも私はやっぱりパソコンが好きです。
思った様に動いた時の感動は、何者にも変えられません。
今は便利な世の中になりましたね。
ではでは。
高校入学祝いとして、パソコンを買ってもらった私は、まずはパソコンでゲームをしたくて、
パソコン雑誌のプログラムリストをパソコンに入力する事から始めました。
コンピューターはソフトウェアが無ければ、ただの箱です。
当時のパソコンはBASICという言語を使って、プログラミングする事によって、
はじめてソフトウェアが使えるのでした。
プログラミングは全くの初心者だった私が、はじめてプログラミングを覚えたのは、
ただただパソコンでゲームがやりたい、という動機だけでした。
当時、パソコンは「マイコン」と呼ばれていました。
マイコンとは、マイコンピューターの略とか、マイクロコンピューターの略とか言われていました。
私の持っていたマイコンは本体のエンブレムにしっかりとパーソナルコンピューターと刻印されていました。
でも、ユーザーはほぼマイコンと呼んでいました。
そのマイコンにBASIC言語で書かれたプログラムリストを入力するのがまた一苦労で、
まずはキーボードの使い方を覚える事から始まり、行番号を入力してスペースキーで1文字分スペースを入力し、
命令や定数、変数の定義を行い、1行の終わりにリターンキーを入力して、
ようやくプログラムの1行が入力出来るというものでした。
1行に入力出来る文字数も決まっており、その文字数を1文字でも超える場合、
エラーになってプログラムが動かないというものすごく使いにくいものでした。
今で言うエディターというアプリケーションもまずはBASICで作ってそれを実行する事で、
はじめてマシン語が入力出来るという、本当に初心者泣かせのシロモノでした。
そして、当時はフロッピーディスクがありませんでしたので、プログラムを外部記憶に保存しないと、
電源を切ったら、それまでの入力したものが消えてしまうのです。
当時の外部記憶はなんとオーディオカセットテープでした。
それをデータレコーダーというカセットデッキにパソコンをつないで録音する事で、
データを保存する事が出来たのです。
データ保存にもコツがあり、音声入力レベルが少しでも違うと、読み込めないという、
これまたとんでもないものでした。
とにかく、一つ何かをしようとすると、それをやるために覚える事が山の様にあって、
よほど根気がないと、パソコンでソフトウェアを動かす事が出来ないのでした。
かくいう私も、何度も挫折しそうになりながら、一つづつステップを進めて、自分のレベルを上げるのに必死でした。
なので、当時からパソコンをやっている人は、何かしらコンピューターに関わっていると思われます。
ただのユーザーがキーパンチャーでもあり、プログラマーでもあり、管理者でもあり、オペレーターでもあるのです。
本当にパソコンには苦労をさせられています。
それは未だに続いています。
それでも私はやっぱりパソコンが好きです。
思った様に動いた時の感動は、何者にも変えられません。
今は便利な世の中になりましたね。
ではでは。