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読書の秋

2014-10-08 06:27:33 | diary
えー、お題の「読書の秋」です。

ここ最近、仕事柄、本を読む事が多くなりました。

プログラミング関連の本を始めとして、アプリ作成に必要な経理事務関連の本、
それから経営関連書籍を読んでいます。

特に、経理事務関連の本では、簿記の知識が必要になって来た為、
経理や仕訳の入門本を読み直しています。

実は私は、社会人になって一番最初に就職した会社で、電算室という部署に配属されました。

そこでは、当時最新式のIBM システム/38という汎用リレーショナルデータベース対応コンピュータを使って、
社内会計システムを作成、運営していました。

当時私は、コンピュータのプログラミング知識として高校時代にFORTRANとBASICという言語を学んでいました。

私が通っていた高校は工業高校で、学校で習ったものは科学技術計算に使われるFORTRANという言語をメインに、
そして趣味で当時マイコンと呼ばれていたパソコンでBASICを勉強しました。

プログラミング言語の入門としては、BASICが割とやさしい部類に入りますが、
高校生の私には、慣れるまでが大変でした。

趣味のマイコンで何をやっていたかというと、ほぼゲームマシンと化していたのです。
ゲームをマイコンでやりたかったのでBASICを覚えたといっても過言ではありません。

私が小学生の頃、インベーダゲームが大流行していました。

私はインベーダーゲームがやりたくて、当時住んでいた島に唯一のインベーダーゲームがあった、
国民宿舎の遊技場へと足しげく通いました。50円玉を握りしめて...

でも家は貧乏の極みだったので、お小遣いなんて週に一回50円をもらうのがせいぜいでした。
インベーダーゲームを知るまでは、週に一回の50円で、駄菓子屋に行って、駄菓子とくじ引きをするのが楽しみでした。

でも、くじ引きはほぼ「スカ」でした。当たった事がありません。
あとは駄菓子で、10円のクッピーラムネやヨーグルを買って食べるくらいです。
私は甘酸っぱ系の駄菓子が好きでした。
マルカワのフーセンガムも確か10円でした。オレンジ味がお気に入りでした。

中学生になってから、祖母の勤める国民宿舎にインベーダーゲームがある事をはじめて知り、
週に一度、そこへと通う様になったのです。お小遣いは相変わらず50円のままです。

50円一回のチャンスをなんとかして、長くインベーダーゲームを楽しむ為に、
毎週通って、ゲームをやるのですが、なかなか1面がクリア出来ません。
半年もやっていたら、クリア出来ない事もあって、飽きてやめてしまいました。

その頃、私の同級生のお兄さんと仲良くなって、音楽を聴かせてもらっていました。
元々、歌う事が好きだったのですが、テレビのベストテン番組を見るのが好きでした。

そのお兄さんが、良く聴かせてくれていたのはお兄さんの好きな松山千春や
ブルースリーの映画のサントラ音楽を聴かせてくれました。

ある日、そのお兄さんが非常に興奮しながら、「これ面白いから聴いてみて」って言われて、
生まれてはじめてYMOのアルバムを聴かせてくれたのです。

私は、わくわくしながらその曲が始まるのを待っていました。
するとドラムの軽快なリズムを刻む音が聴こえて来て、イントロが聴いた事の無い電子音を奏でたのです。

これには私はカルチャーショックを受けました。
そうです、YMOのライディーンをはじめて聴いた時に、この音は何の楽器の音だろうと不思議に思ったのです。

お兄さんは「これはシンセサイザーという楽器で演奏しているんだ、コンピューターが使われているんだ」と
教えてくれたのでした。

コンピューター、その響きは私に電撃を与えたのです。
「コンピューターってあの電子計算機?」私は不思議に思いました。
計算機が楽器になるってどういうことか理解できなかったのです。

それから私はシンセサイザーが欲しくなって、コンピューターの知識を図書室で調べたのです。
でも、当時の島の学校には、コンピューターの専門知識に関する本は一冊もありません。

そこで月に一回、私たち島の人間が本土と読んでいる四国の丸亀へと渡った時に、
本屋でコンピューターに関する本を探して立ち読みしたのです。
そこから私のコンピューターに関する知識欲に火がついたのでした。

続きます。

ではでは。