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京都文博の展示観覧―知の大冒険―東洋文庫 名品の煌めき―

先週は例によって午後からの京都での研修会があり、その午前を久しぶりに京都文化博物館で展示を見て過ごそうと決めて、実行したので紹介したい。たまたま特別展“知の大冒険―東洋文庫 名品の煌めき―”を開催していた。京都文博のウェッブサイトは“東洋文庫(東京都文京区)は、1924年に三菱の第三代社長・岩崎久彌によって設立された、東洋学分野でのアジア最大級の研究図書館であり、世界五大東洋学研究図書館の一つ”と紹介している。 先ずは15世紀に李氏朝鮮第4代国王の世宗大王がハングルを公布したのを漢語で解説した書籍の展示があった。ハンムラビ法典を楔文字で紹介した書籍やマルコ・ポーロの『東方見聞録』もあった。中にはマリーアントワネットが所蔵した東洋の説話を紹介した小さな本の展示もあった。“第3章 世界の中の日本”のコーナーでは『論語集解(ろんごしっかい)』や『文選集注(もんぜんしっちゅう)』もあり、これらを基にした科挙の答案まで展示されていた。 一応見終わって、ところでここで何が“知の冒険”なのだろうか、とフト思ってしまったが、昼食も文博近所の大鶴で無事芋かけ蕎麦を堪能出来て午後の研修に向かうことができた。 . . . 本文を読む
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