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ニュースで見る“東京”に絡む日本の問題―石原都政の負の遺産

東京の新市場移転にあたって、大きなプロジェクトを達成するための組織マネジメントは十分だったのか。そして何が問題だったのか。私には、日本人特有の“忖度”という精神的特徴も障害として浮かび上がるが、これを組織論・制度論の大問題として日本の経営学は取上げる動きはなさそうだ。“忖度”につながる“空気”は日本を開戦に追い込み、ついに国家・民族存亡の危機に追いやった元凶だが、日本の経営学者はこうした問題には無関心なように見える。 東京にとってのもう一つの大きな問題は、明らかに赤字の五輪開催だ。新市場移転も東京五輪も石原元都知事の主導によるものだが、そこには大いにいかがわしさが漂う。いずれも何故こうなったかを明らかにするべきではないか。 五輪による国費の浪費は日本を破綻に追い込む引き金になるような気がするが、どうだろうか。 . . . 本文を読む
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