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日本のリベラルについて―参議院選挙を前に雑誌“世界”を読んで

来週日曜日は参議院議員選挙だ。どこの誰に投票するべきか。リベラリズムが人類の歴史を踏まえた良心の総合であると考えるようになった私には、ピッタッと来る候補者は、見あたらない。というよりも、ついこの間までは 見えていなかったものが、見えるようになったためなのかも知れない。否、やっぱりリベラリズムを担う勢力の退潮が著しいのだ。 そういった、困った状況の中で目に止まったのが、新聞広告にあった雑誌“世界”(2013年8月号)に載った記事“リベラル再生の主体は誰か”であった。これは寺島実郎氏の執筆になるものであった。さらに、その広告をよく見ると、“安倍・黒田氏は何もしていない”とのケインジアンの泰斗・伊東光晴氏の執筆記事、“「成長戦略」がもたらすリスク”という橘木俊詔氏と広井良典氏の対談があり、さらには吉見義明氏の“日本軍「慰安婦」問題再考”という記事もあり、私には非常に刺激的であったので、買って読むことにした。 . . . 本文を読む
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