たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

終活で庭木の松を伐採する

2017年07月19日 | 日記

暑い日がつづきます。
庭の主木松の木を大事にしてきたが、主人も歳を取って来たし、終活のひとつで根元からバッサリ伐採しようかと思っている。
4、50年前屋敷を構えた際叔父が作庭と燐家との土止め工事をしてくれた。松は門被りを始め全部で4本もあったが、14,5年前若世帯と半同居を頼まれ、家を建替えた際庭は狭くなり1本だけ残った。
亡妻の旧宅にあった松で、現職の頃は義父や叔父が来て剪定してくれた。退職後は見様見真似で自分で剪定していた。そのために小さめの剪定用三角梯子まで買って持っている。最近は専門職に頼んでいた。

例年10月に庭師が来てくれ2人で一日懸りだった。翌日生け垣の剪定が残り、昨年は「本当は松の剪定だけで5万円頂きたい」といわれたが全部で5万円にお負けして貰った。「もう松を庭木に残す人は少なくなった」とも相棒に言われた。

今朝、庭師に電話したらケータイに転送されたがつながらず、折よくモーニング喫茶で庭師に会えた。
伐採のことを話すと、「最近はお爺さんが残したという松をお婆さんが守り、お婆さんが亡くなると若い衆が伐採してしまう。近年人気のあるハナミズキとかに植え替える人が多い。切り縮めてもいいが・・」とのこと。
近年人気のある白い花をつける庭木の名を何本か挙げられた。
切り縮めも考えたが思い切って根元からバッサリが、後顧に憂いがないように思う。

古木になり根本もこんなに太くなり、大きさは増すばかりだ。下枝3本を残し縮める手もあるが思い切りの良さも捨てがたい。

「こうも暑くては庭仕事も大変で、相棒は休んでいて最近鵜沼地区へ1軒仕事に行ったが、暑さに参った」といわれた。バッサリなら夏でも厭わないと、また様子を見て電話することを約してくれた。
昔、白川郷で泊まっていた客が宿の松を春剪定していた。信州の客で彼の地は春剪定が多いと言われた。
春と秋の二度剪定が良いらしいが、1回ならこの辺の気候では6月半ばがよいと言う庭師もいた。

生け垣に厄介なつる草。ヘクソカズラが生えて往生している。強力な根で抜くことができないので、スギナも殺す除草剤をスプレー噴射してもまた生えてくる。