たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

参院選公示

2013年07月04日 | その他

参院選が公示されました。候補者はいよいよ選挙運動の開始です。また、今回からネット選挙が解禁となりました。
動画とかSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、動画とかFaceBookとか、短文のツイッターとか、メールという道具で、候補者が主権者に訴えることが可能になったようです。
テレビの街頭取材でも、国民はいまいち、どんなものなのか掴み切れていないようです。わたしもそうです。日長一日パソコンを相手に目を悪くしている私など、何とかついて行っていますが、ITに縁のない方は、どんどん置いてきぼりになる世の中ですね。

安倍内閣の支持率は落ちません。若い人が結構支持しているのは、閉塞感のある世の中を何とかしてくれという期待感でしょう。雇い止めとか、追い出し部屋とか、空洞化など新語に反吐が出そうです。
憲法、原発、景気回復、TPP参加、尖閣、竹島、歴史認識の近隣外交など日本の重要課題は満載です。今度は国会のねじれ現象が解消し、自民一色になりそうな気配です。
安倍政権が発足しロケットスタートを切って半年、アベノミクス、安倍首相が「3本の矢」と呼ぶ、金融緩和、財政政策、成長戦略という3つの政策は、まず大成功と言えるでしょう。
しかし、今週初めの週刊誌の広告、”日本経済7月に起きること、知ってる人は知っている”(週刊現代)、”ニッポンの正念場、史上最悪の参院選、あなたならどうする、「共産党に1票」は政治への劇薬か悪魔の選択か”(週間ポスト)、"安倍政権の原子力政策に異論あり、もう黙っていられない”(週間朝日)など、本文を読まなくても勇ましいね。

参議院は「熟慮と助言の機能を果たす機関」、それが衆院並みの政治力を持たせてしまって失敗。それが今の憲法、第1次安倍内閣のとき参院選で自民がべた負けし、以来づっとねじれ国会になり、政治の停滞を招いている。と、いう主旨の論文を学習院大の先生が読売新聞に論説されていて喫茶店で読みました。
そういう不具合を是正するには憲法改正も必要なのかも知れませんね。大分前の文芸春秋は安倍晋三氏が憲法改正ができれば、おじいちゃんの岸信介氏も越える大宰相になると、どなたかが書いていたね。

わたしが住む、岐阜県は参院定員2人が1人に減りました。自民、民主が仲良く住み分けていたのが、元々保守王国なので小選挙区は決まったようなものです。誰に1票を投ずるか悩み多い参院選挙です。