ODEYSSEY WHITE HOT #5
マイブログの2013.01,29日の記事、ゴルフパター/オデッセイ・ホワイトホット#5という名器について会話をしました。相手はゴルフ練習場の息子さんで本職は建設業です。
彼は中部地区では知られるアマチュアゴルファーで、プロとの試合の岐阜オープンはもちろん、2013年中部アマでは12位に入った実力者です。大きな体でもないのに飛ばし屋でも有名です。
彼はそのとき、練習場店舗のフロアでオデッセイ・ホワイト・ホット#5で練習していました。この名器がずっと前から気になって探していたのです。
昨日のゴルフ帰り、彼が教えてくれたゴルフパートナー・岐阜関練習場店の中古品売り場をのぞきました。
店員に断わり商品を見せてもらい、似たようなかまぼこ型を見つけビニールマットの試打場でパッティングしてみると一発で2メートルくらいが入りました。後ろから「上手い上手い」と店員が声をかけてくれました。そこで
「オデッセイ・ホワイトホット#5を探している」
と尋ねると、これも一発で
「これがそうです」
と見せてくれました。試打すると外れましたが、何となく気に入りました。値段も3,980円と手頃です。ようやく巡り合いました。なぜこうもこのパターにこだわったか。
美濃加茂市にある練習場で貰ってきた週刊誌ゴルフダイジェストの1冊・2010年6月8日号「プロのスペック(丸山茂樹)」の記事
“「パターはいろいろ浮気するけれど、結局このパターに戻りますね」という「オデッセイ・ホワイト・ホット#5」同世代の谷口徹も長年このパターを愛用し今でも使っています。現代の名器といっても過言ではない。”
その記事が気になっていたのです。プロスペックと同じ用具はパターしか使えません。
店ではその後継機種の
「石川遼が使っている、同じカマボコ型の少し重めです」
と勧め打たせてくれました。こちらは7,980円でした。
「明日、見積もっていただいて引き取ってほしいクラブを持ってくるので、その際購入しよう」
と仮約束しました。
そして、今日行って別の店員でしたが買ってきました。その際の会話です。
「中部アマの名手はロゴのWHITEと:HOTとの間に2ドットの刻印が入っているのを使っていた。丸山茂樹も同じツードットだと言っていた。これがレア品でプレミアムがつくらしい。1ドットや単に棒線とか金型によるメーカーの記号があるらしいね」
「ネットで調べるとWが大文字の品もツードットだと詐欺まがいのヤフオフ出品もあるね」
「本当によくご存知でそのとおりです。クラブ販売店員になれますよ」
その前に若い店長が持って来た下取りクラブを査定すると言い、インターネットで下取り値段を検索してくれました。そういう中古クラブ業者専用サイトがあるのです。
(1)ドライバー YAMAHA INPRES GRX('06) 新品価格126,000円 '11,4月中古購入 17,800円
(1)ドライバー YAMAHA INPRES GRX STーLong (’08)新品価格134,400円 '11,4月中古購入 26,000円
(3)サンドウェッジ TITLIST VOKEI DESIGN 260・08(バンス角8° ライ角60° 10年ほど前兄貴が賞品で貰ったもの。新品同様のアスリート向け、ツルーテンパー製スティールシャフトが重くて使い難い。
(1)(2)(3)で5,000円の下取りだって・・・。後の品は鉄屑でした。予想したとおりで売らずに持って帰りました。
パターの相手をしてくれた高齢店員は(1)を「いいクラブだ」と盛んに誉めてくれました。
2007年「間違いだらけのクラブ選び」(岩間建二郎)のシニア向けドライバー最優秀クラブです。このクラブはコースの研修生も、美濃加茂の練習場のマスターも1発だけ試打して、いいクラブだと感想を述べました。
車へ運んでくれた高齢店員は(1)を、自分が使いたい、幾らなら手放すかね」とご執心でした。
非力のわたしにはよく掴まるが飛びがイマイチの感じです。同じ最優秀クラブの「プロギアT3 RED 505」も持っていて、その方が飛ぶような気がするからです。
この店員と
「パターもこれで7本所蔵になるよ、往年の名器・アクシネットも、ピン・アンサー(スリット入り)もね」
と話すと、
「ピン・アンサー持ってるの!素晴らしい。グリップはつるつる、ソールには何の記号もない、バックフェースは英語の刻印文字がいっぱい、球を打つとピーンと音がするスリット入り、初代ですね。所持するお客さんが30万円でも手放されなかった。稀少品です」
「ほんとかね。それが入らないのよ」
若い店長も笑って聞いていました。真鍮製なので黒ずんでいますが、シャフトにまだPINGステッカーが真新しく貼ったままです。
店員は車までクラブを持って送ってくれ、パターの「PING ANSER」(SCOTTS DALE ANSER)ピン・アンサー・スコッツ・デールは譲ってはいけませんよ」と忠告してくれました。
3月のコンペで仲間の名古屋の方が使っていて、昔中古を名古屋松坂屋で買ったという「PING ANSER」を、ゴルフ場従業員が15万円位すると言っていたと聞き驚いていたのです。
左から(1) PING ANSER これが40万円ほんとかね? (2) Acushnet 34A (3) ODESSEY WHITE HOT#3 (4) ODESSEY WHITE HOT 2-boll BLADE
(4)の2ボールブレードも使い易いし、良く売れたといっていました。岩田寛プロがいまでも使っています。(3)はホームコースのベント芝で直立性の高いやや重のグリーン(タイイとかの品種)に距離感が合います。
(4) 右GRX 左GRX ST-Long (5) 左から プロギアT3 RED 505、GRX、GRX ST-Long
パターはいずれも往年の名器達です。
昨日はOUT2パットが9ホール、IN2パットが7ホール、1パットが2ホール計34パットは上々でした。