河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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まちづくりは”ロックバンド”のスタイルで

2008年01月11日 | Weblog
駅前地区の活性化、新産業の創出、安心安全のまち、などまちづくりに関するスローガンはいたるところで聞く。
しかし、例えば実際に活性化に成功しているまち、というのはごく一部にとどまっている、という厳しい現実が一方である。

ここまでくれば「そもそも、やり方が間違っているんじゃないか」と考えてみることが必要では。

今までは、既存の団体に補助金を出して活性化を図る。
しかしその団体の事業モデル自体が古いので成果が出ない。
新しい団体には地域に入る隙間がない。

とすれば、ここは「自力で」という声が出てくるのが普通ですが、出てこないのはいろいろな意味で”遠慮”があるからだろうと容易に推測される。

既存の団体の方式は、音楽に例えれば「オーケストラ」。
指揮者の下に皆が協力をする。
これは一見美しいけれど、自由度が少なく窮屈。
(だからクラッシック…(笑))

新しいのは、ロックバンドやジャズバンド型のようなものでは、と私は想像する。

そもそも数名で成り立つ。
基本的なリズムは変えないけれど、時に応じてアドリブを利かせる。
歌詞も少しはいじる。
観客の声援には体ごと応える、とか。

まちづくりの基本的理念、方向性はもちろん共有し意見交換は活発にするが、実際の活動は何人かのチームや時には一人で行う、というカタチの方が進む。

それは実行者に無理がかからず、好きな時間に仲間に声を掛け合って実行できるから(自由度が高い)。
束縛されている感覚を持たないで楽しい、というところもある。

”メンバー”の交代だけではなく”やり方(方式)を見直す”というのが大いに必要なのでは、と言いたい。

今年からこの方式を私の住むまちで(静かに…)試してみようと思う。
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