仕事に一区切りがついたので読みかけていた本を読了した。
小林秀雄と岡潔の対談、「人間の建設」。
ご両人の登場、それにタイトルと安さに惹かれて買った。
すこぶる内容が良い。
対談と言うのはこういうものを指すのだろう。
本の帯に”史上最強の雑談”とあるのも出版社の苦労が窺えて可笑しい。
一番印象的なのはここ。
・若い時は絵でも何でも向こうから迫ってくる。話しかけてくる。
・このごろは、こちらから問いかける、聞きにいく。
(表現は記憶のまま)
要は、ある対象があってその関係が変化する事を述べた箇所だ。
ああ、この頃私もそうなってきたと素直に読めた。
まあ、ここまでのクオリティーがなくとも対談、雑談はとにかく面白い。
私は好きだ。
ただ、タイトルの「人間の建設」、というのはちょっと内容とそぐわない。
「人」を語る時、文字の扱い方は難しいな。
担当者は相当頭をひねった事だろう。
御苦労さま、と声をかけて差し上げたい。
小林秀雄と岡潔の対談、「人間の建設」。
ご両人の登場、それにタイトルと安さに惹かれて買った。
すこぶる内容が良い。
対談と言うのはこういうものを指すのだろう。
本の帯に”史上最強の雑談”とあるのも出版社の苦労が窺えて可笑しい。
一番印象的なのはここ。
・若い時は絵でも何でも向こうから迫ってくる。話しかけてくる。
・このごろは、こちらから問いかける、聞きにいく。
(表現は記憶のまま)
要は、ある対象があってその関係が変化する事を述べた箇所だ。
ああ、この頃私もそうなってきたと素直に読めた。
まあ、ここまでのクオリティーがなくとも対談、雑談はとにかく面白い。
私は好きだ。
ただ、タイトルの「人間の建設」、というのはちょっと内容とそぐわない。
「人」を語る時、文字の扱い方は難しいな。
担当者は相当頭をひねった事だろう。
御苦労さま、と声をかけて差し上げたい。
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