実行へのヒント-344

続けるしたたかさ、休む賢さ

社長とは一喜一憂する稼業である。
業績が好調でもそれは同じ。

加えて人間としてのバイオリズムがある。
プラスとプラスが合わさればよいが、マイナスが合わさるときもある。
もしよりよい業績を望むのなら、それでも社長は考え続けなければならない。

もうアイディアも出尽くした。
ここら辺が精いっぱいだ。
そこであきらめればそれで終わり。

辛い辛いと、思う皮一枚先に新しい荒野が広がっている事もある。
無い事もある。
だから放棄をするのは損である。
もし辛すぎたら、そのときは一時棚上げにすればよい。

棚上げにしている間に解決策が出てくる事もある。
もちろん出ない事もある。
少し休んで、長期計画を立てて自分のペースを取り戻したらいいのだけれど。

焦って心だけが空回りしてませんか。
そんなときは、目の前の一つだけの仕事、小さな事を選んで仕上げてしまう。

すると小さな心のゆとりが生まれます。
この方法、何故か効果があるんです。