河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-787

2022年12月26日 | Weblog


有効打は長期的目標

世相は国内も世界もガタガタしているが、こんな時だからこそSOHO・身の丈事業者の有効手段は長期的目標(ビジョン)を掲げてみたらいい。
「これをやる」と決めると計画が立てやすく行動しやすい。
何を目指すのか、の有効性は旧建設省のOBの表現を借りるとこうだ。

今の時代、どういう国をつくっていくのかということがない。
その昔には全国総合開発計画というのがあって、こういう国になるんだ、こういう地方になるんだ、というのがあった。

例えば北海道は日本にとってどういう地域にするか。
・日本の食料供給基地にする

そうなるとわかれば、税金も負担しなければとか、将来への支出が理解できる。
小樽港も整備しないといけない
高速道路もネットワークしないと
鉄道にも働いてもらわねば、という具合にあとがつながる

その他、例えば
・中部地方は日本産業の中枢とする
というのもあった。

5年10年たって、この地域はこうなるんだと。
税金負担の意味も分かり、同時に国民には希望もわかる。

それがいつしかなくなり、日本は世界唯一国の将来像(こういう国にするんだ)を持たない国になってしまった。
もうあとは作文の羅列ですよ。
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この考え方を失敗を自分の計画づくりに応用してみたらどうか。

自分と会社と仲間はどうなりたいのか(将来像)。
そのために何をするのか(具体的計画)。
投資とリターンの数字はどうか。

その上で、あれこれ工夫改良を続けるのである。

まちについても同じだ。
自分の住む街はどのようになるのか、なれるのか。
(単なる幻想では困る)
そこで豊かに暮らすためには何をどうすればよいのか。
自分で出来る事は何か。
仲間とともに出来る事は何か。
そこで得られる成果の見通しはどのようなものか。

繰り返すが作文の羅列で人々の心などは動かせない。
目標とは手に入れたい成果のことだから、ここは時々のフェーズによるものの明確にしていかねばならない。

つまり空手形はいずれ嫌われ捨てられる。
一方チャレンジに失敗はつきものだから、実行者は精いっぱい努力しなければならない。
精いっぱいの努力があれば、失敗しても次につながる。

つまり明確な旗を立てることが社長の仕事なのである。
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