河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-641

2014年09月13日 | Weblog
事業計画書の効用-⑯

これまで、SOHOの事業者の起業から成長までを3つの事例をもとに語ってきた。

今日は、世間でよく噂になりマスコミの記事に取り上げられる「急成長会社」では
ない「SOHO事業者」の起業とその後のありかたについて述べる。

マスコミは話題を追うのが使命だから、その目的に合った企業を追いかける。
それはそれでよいが、ごく普通の会社はこんな風にやっていく、という話である。

以下は、毎週金曜日、三鷹産業プラザの1Fカフェで行われる”ランチョンミーティ
ング”に参加された、元信用金庫社員のYさんとの会話を要約したものである。
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・河瀬:事業にはいろいろありますが、それぞれに適正規模がありますね。
    SOHOの規模は、1人から数名です。
    工業化社会が終焉を迎えようとする時代ですから、すべてのビジネスが規模の
    追及を必要とする必要はない、と考えています。

    規模はどんなでも、肝心の利益が出ない会社の方が問題です。
    規模ではなくて利益。もっと端的に言うなら、収入がより多ければ規模は決め手
    にはならないのではないでしょうか。

・Yさん:そうです。まず会社には、それぞれの事業に適した規模があるわけです。
     規模と事業構造は色々ありますが、大切なのはやはり利益です。
     この不況でも立派に利益を出しているところは、いっぱいあるんです。

・河瀬:SOHOが起業しますよね。その起業には勿論多大なエネルギーが必要です。
    努力して起業に成功し、会社が回るようになった後にモノを言うのは、社長の努力と
    工夫ではないでしょうか。

・Yさん:会社が回るようになったら継続可能ですね。継続していると、かならずチャンスが
     巡ってくるんです。
     あとはそのチャンスをモノにできるかどうかです。
     時代の流れ、つまり環境の変化とか、得意先の変化とか。
     いつかはともかく必ずチャンスに出会うのです。

・河瀬:成功しているSOHOとは、当たり前ですがみんな継続できているところです(笑)。
    起業の後は、継続していくその時間の経過の中で、お話しのようにチャンスを
    モノにしていくという、まったく当たり前の経営の話しが巷にないのはおかしい
    ですね。
    大当たりを狙うのもいいのですが、むしろこちらを基本とすべきでしょう。
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*ランチョンミーティングとは2000年に始まり、14年目を迎え優に700回を超す。
 予約不要、会費不要の週1回、ランチタイムのSOHOミーティングのこと。 
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【河瀬サロン:特別セッションのお知らせ】

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・時間:14:00~15:30
・会場:三鷹産業プラザ、3F
・会費:500円

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http://sohocity.jp/information/seminar/5712
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