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試合に負けたが「勝った」なでしこJAPAN

2007年09月23日 | 全般
◆試合に負けたが「勝った」なでしこJAPAN、ブーイングへの「謝謝」!中国で称賛の声―サッカー
(Record China - 09月23日 08:27)

2007年9月17日、浙江省杭州市で行われたサッカー女子W杯1次リーグのドイツ戦で、日本代表チーム「なでしこJAPAN」が中国人サポーターからブーイングを浴び続けたにもかかわらず、試合後に「謝謝(ありがとう)」と書かれた横断幕を掲げていたことが分かった。成都商報が伝えた。

翌日は折りしも76年前に満州事変が勃発した日で、日本チームは国歌斉唱から中国人サポーターからのブーイングを浴びた。3万9817人の観客が入ったが、そのほとんどがドイツを応援し、試合は完全アウェーの雰囲気の中で行われた。

日本チームは0-2で破れたが、選手たちは試合後に「ARIGATO 謝謝 CHINA!」と書かれた横断幕を手にし、サポーターに向かって深々と頭を下げた。試合中にブーイングを続けていた中国人サポーターは、ようやく日本チームに大きな拍手を送った。

試合後、中国メディアやブログなどでは、中国人サポーターの行為を批判する声や、日本チームを称える声などが多く出ている。「日本は(試合には)負けたが、勝った」といったタイトルの記事も見られ、日本人はスポーツの本来あるべき姿を中国人に教えた、見習うべきだといった声が広がっている。

あるマスコミ関係者は自身のブログの中で、「日本メディアは中国よりも中国を客観的に報道しているが、逆に中国では日本に対し、狭いナショナリズムを感じさせるような感情的な報道をされることが多い。今後、中国メディアも日本を見習い、冷静に日中関係の報道をするべきだ」と語っている。(翻訳・編集/藤野)

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このブログの記事としては、ちょっと異質かも知れませんが、これは素晴らしいので取り上げます。百万言の言葉よりもこうした「姿勢」「態度」(多少「パフォーマンス」の要素があるかもしれませんが)の方が、はるかに多くを語りかけるのでしょうね。「反日」で熱くなりすぎ、冷静に現実を見る余裕がなくなっている人々に対し、こちらも熱くなって反論しても、火に油を注ぐような結果になるのは目に見えています。

しかし、いくらブーイングされようと、汚く罵られようと、非礼な態度をとられようと、こちらはひたすらプレイに打ち込み、最後には深々と頭をさげて謝意を表する。

これをやられた方は、ハッとするでしょうね。そして「もしかしたら、自分たちが間違っていたのではないか」と振り返るかもしれない。少なくとも、さきほどまでのアンフェアな態度を恥ずかしく思うことでしょう。実際に、記事を読むかぎりそういう反応が多かったようですね。

他の競技でも日本人選手が、こういう態度を取り続けるなら、これは、中国そして世界に対する、相当に強烈なメッセージになりますよ。中国人のとっては、自分たちの行為を振り返るきっかけにはなるでしょうね。

この記事が埋もれて消えていくのは、あまりにしのびないので取り上げました。こういう態度を日本人選手のなかに広めていって欲しいものです。

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